商学部

朴宰佑教授が筆頭著者の論文がマーケティング分野のQ1ジャーナル『Journal of Product & Brand Management』に掲載されました

 

商学部 朴宰佑教授が筆頭著者の論文がマーケティング分野のQ1ジャーナル
『Journal of Product & Brand Management』に掲載されました。

著者名(共著):朴 宰佑(中央大学商学部教授)*筆頭著者
雑誌名:Journal of Product & Brand Management
論文タイトル
「The effect of perceived scarcity on strengthening the attitude-behavior relation for sustainable luxury products」


本研究は、サスティナブル・ラグジュアリー製品に対する消費者の態度-行動ギャップ(環境にやさしいラグジュアリー製品に対する好ましい評価とそれとは相反する低い購入意向、支払意向額)の問題に注目し、製品希少性戦略がいかに態度-行動ギャップを改善できるかを3つの消費者実験によって検証しました。その結果、希少性戦略(数量限定販売)は消費者のサスティナブル・ラグジュアリー製品に対する態度-行動ギャップを埋め、当該製品に対する支払意向額を効果的に高められることを確認しました。また、こうした希少性戦略は、消費者の環境意識や製品革新性に対する選好の高低にかかわらず有効である一方、消費者のブランド態度の高低によってその効果が調整されること、すなわち、当該製品に対するブランド態度が高い消費者において希少性戦略がより効果的であることが明らかになりました。


*論文はオンラインデータベース「Emerald Insight」でご覧いただけます。

関連Webサイト

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 https://researchmap.jp/parkjw

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