商学部

附属高校第二外国語履修ガイダンスを実施しました

2019年01月31日

 2019年1月26日15時から、まもなく商学部に入学する予定の附属高校生徒を対象とした第二外国語履修ガイダンスを多摩キャンパスで実施しました。寒さの厳しい日でしたが、このガイダンスには中央大学付属高等学校から58名、中央大学杉並高校から51名、中央大学高等学校から24名、中央大学付属横浜高等学校から48名、合計181名の生徒が参加しました。

 

 昨年まではドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、朝鮮語、中国語の教員が1人ずつ順番に登壇して、それぞれの言語について紹介するという進め方でしたが、今回は新たな試みとして「トーク・ショー形式」を導入しました。これは6つの言語を代表する6人の教員が全員同時にステージに上がり、司会者とユーモアを交えたトークを行いながら高校生からの質問に答えるという方式です。各言語が話されている地域の地理的分布、経済力、人口などから、クリスマスやイースター、7月14日、春節、牛追い祭り、カーニバル、メキシコのお盆など世界各地の代表的なお祭り、さらには美味しい食べ物から音声学的な特徴としての擬音語(犬、カラス、雌鶏、雄鶏、牛、カエルなどの鳴き声など)まで幅広いテーマを取り上げました。生徒は教員が感心するほどの模範的な態度で熱心に参加し、教員の言葉に素早く反応して有益な質問を投げかけていました。質問の多くはインテンシブクラスとレギュラークラスの違い、GS(グローバル・スチューデント)講座、留学奨学金の性格、Plus1・コースと第二外国語の関係、就活の際の実用性などに関するものでした。また語学学習法や「二つ目の外国語」を学ぶことの意義、「語学と同時に文化を学びたい」など、本質的なテーマについても質問が寄せられました。

 

 今回は時間的制約から、全ての質問に答えることはできませんでしたが、今後さまざまな機会を捉えてフォローされる予定です。生徒との触れ合いは大学教員にとっても新鮮で貴重な体験となり、彼らが外国語を身につけて羽ばたいて行く日が楽しみです。