商学部

商学部のビジネス・チャレンジ講座がサッカークラブの経営にチャレンジしています

2016年08月19日

 

 商学部は2016年度にビジネス・チャレンジ演習・実習【サッカークラブ経営】(渡辺岳夫教授担当)という科目を新設しました。その内容は,学生自身がサッカークラブの経営にチャレンジするというものです。

 現在,この講座の学生たちは,東京23FCというJリーグの下部のディヴィジョンに属するサッカークラブの正社員の方たちと協働して、その経営にチャレンジしています。

 具体的には,9月10日(土)に開催されるホームゲーム(江戸川区陸上競技場)に5,000人の観客を動員できるよう企画,広報,営業,マネジメントの各活動に取り組んでいます。学生たちは,既に10近くの魅力ある飲食店の誘致に成功し,世界的に有名なイラストレーターにデザインしていただいたステッカーや缶バッチを,当日の入場者全員に無料配布あるいは先着1,000名様にプレゼントすることができるように奔走しました。

 また,学生達が企画した動画に,中央大学サッカー部OB であるよしもとクリエイティブエージェンシー所属のパンサー尾形貴弘さんが出演いたしました。学生達は活動の認知度を高めるため,TVCM 制作会社太陽企画株式会社の全面協力のもと,動画を制作。作品では目隠しをしたパンサー尾形さんが東京23FC の入団会見場に連れてこられる様子がコミカルに描かれています。出演者にはパンサー尾形さんのほか,東京23FC の社長やGM,選手達も出演しています。

 東京23FCのホームゲームは,通常は500人から1,000人の集客状況ですが,昨年度のビジネス・チャレンジ演習・実習の前身講座では,学生たちの努力によって,そのディビジョンでは記録となる3,300人という集客を実現しました。今年は5,000人というさらに高い目標を設定し,学生たちは夏休みを返上して頑張っています。