法学部

丸釼 友暉

プロフィール

学科学年 政治学科4年
出身地 静岡県
出身高校 静岡県立沼津東高等学校
趣味・特技 ピアノのコード演奏、朝ドラを観ること、野球観戦
キーワード 公務員、炎の塔
掲載年月日 2022年11月14日
丸釼 友暉

中央大学法学部を選んだ理由を教えてください。

小学生の頃から、国家公務員に対する漠然とした憧れを抱いていました。私立文系大学を志望していた私は、国家公務員になるために、大学では法律や行政にまつわる知識や経験を積みたいと考え、法学部のある大学をいくつか受験しました。高3の2月、第一志望の大学に落ちてしまい途方に暮れていたところ、センター利用(現在の共通テスト利用)で合格していた中央大学のパンフレットから、中大が毎年多くの国家公務員を輩出していることを知りました。その後実際に大学へ足を運び、キャンパスの雰囲気やキャリア支援の手厚さを感じ、「中大に入って国家公務員になる」という意志を固め、入学を決意しました。

法学部での学びについて。特に興味を持って受講した授業や、力を入れて学んだことについて教えてください。

3年次に履修した富田真紀先生の専門演習(ゼミ)が、最も印象に残っています。途上国開発・グローバル課題に関するゼミで、最終プロジェクトでは「カンボジアにおける幼児教育のアクセス拡大に向けて」というテーマで共同研究に励みました。このゼミを通して、客観的な根拠に基づいて考えを述べることや、チームにおける自分の役割を探すことなど、今後社会人として働く上で必要な能力を養うことができました。また、グローバル課題について学んだ経験は、国内行政に携わる国家公務員を目指していた私に新たな視点をもたらし、国家公務員に対する熱意を一層高めることにつながりました。

サークル等の課外活動について教えてください。

炎の塔にある公務員試験受験団体「外交研究会」に所属しています。国際法・国際政治について学ぶゼミ活動や、学術大会への出場に力を入れており、1年次の春に入室した私も熱意ある学生に囲まれて大学生活を送ってきました。外交問題に関心のある学生とともに、オンのイベント、オフのイベント(写真の通り)を重ねることで、自分の将来を模索し、また目標に向かって努力を継続することができました。

いま現在もっとも関心を持って取り組んでいることは何ですか。

最上級生として大学内外問わず「置き土産」を残すことに力を注いでいます。具体的には、学生生活の体験談を3年次以下の学生さんに伝える座談会等のイベントへの参加(ときには企画・運営)や、アルバイト先の学習塾で「どうすればより良い指導ができるか」について議論を深めています。これまで多くの先輩方からアドバイスをいただいてきた私自身の経験や、自分を成長させてくれた環境に「良い文化」を残したいという思いから、他の同級生たちと日々知恵を絞っています。

また自分磨きとして、英語・ドイツ語の学習やカメラ撮影、旅行などに時間を割いています。学生として残されている限られた時間を大切にしていこうと思います。

卒業後の計画は何ですか。また、今後のキャリアプランとそれを含めた人生の夢やビジョンについて教えてください。

総合職職員として、文部科学省から内定をいただいています。今はまだ明確なキャリアプラン等は無いのですが、総合職職員としてあらゆる部署を経験することになると思うので、どの行政分野を任されても、文部科学行政を担う一人の職員として「自負と責任感」をもって日々丁寧に業務に励んでいきます。いつか自分がこのページにある自身の「学生の声」を読み返したとき、「学生時代に抱いた初心を今でも忘れずに、毎日仕事できているな」と胸を張って思えるような社会人になりたいです。

中央大学の魅力とは何ですか。

熱意ある学生が集まっていること、学生の熱意に寄り添う体制が整っていることだと思います。そんな環境に身を置いた中大での4年間で、私もあらゆる場面でポジティブな刺激を受けることができました。

受験生へのメッセージをお願いします。

入学当初は、大学受験が満足のいく結果に至らなかった悔しさを抱えながら大学生活を送っていましたが、卒業を控える今は「中央大学に入っていなければ、ここまで納得した大学生活を送ることはできなかった」と強く感じています。私にとって、中央大学は「縁」のある環境であり、そこで大学生活を送れた私は「運」が良かったのかなと思います。

これから受験に立ち向かうみなさんには、受験勉強という形で、「運と縁」を引き寄せられる程の努力を積み重ねる時間が残されているはずです。みなさんが納得のいくまで努力を続けられること、そしてその努力が実を結ぶことを心から願っています。

最後に一言。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。4年間お世話になった中央大学に恩返しができるよう、精一杯 日本社会に貢献していきます。あらためて、大学生活を通して出会ったみなさんに感謝申し上げます。