法学部天野 円賀

プロフィール

学科学年 法律学科4年
出身地 神奈川県
出身高校 カリタス女子高等学校
趣味・特技 音楽鑑賞、ドラマ・映画鑑賞、読書
キーワード 司法試験予備試験合格、炎の塔、法職講座、奨学金
掲載年月日 2019年1月9日

中央大学法学部を選んだ理由を教えてください。

どんな社会人になりたいだろうか、と考えた時、奉仕活動を通して学んだ精神を仕事に活かしたいと思いました。中学高校時代に奉仕活動をした経験があり、社会的、経済的に弱い立場にある人や、苦しみの中にある誰かのために行動する、という活動にとても大きな意味を感じました。高校で進路を選択する際、一番関心のあった分野が法律だったこともあり「学んだ知識と思考力を活かして誰かのために何かをする」という信念を実現できる職業に就きたいと考えるようになりました。それが法律家を目指そうと思ったきっかけです。入学前に何度か中央大学を訪れ、法律家を目指す人をバックアップする体制が整っており、勉強に最適な環境であると感じました。オープンキャンパスで秦公正先生の模擬講義を聴いて法律の面白さに惹かれたことも理由の一つです。また、祖父が中央大学法学部の卒業生なので思い入れが強く、ぜひ中央大学法学部に入学したいと思っていました。

法学部での学びについて。特に興味を持って受講した授業や、力を入れて学んだことについて教えてください。

最も力を入れていたのは司法試験受験に向けた勉強です。1年次から「法職講座」を受講し、学部の授業にも積極的な態度で参加していました。1、2年次は講義が中心でしたが、3年次からは少人数で意見を交換しながら事案を検討する特講や専門演習の授業に力を入れるようになりました。

法律の他にも、私は語学が好きだったので必修以外の授業も履修して勉強をしていました。その中でも特に面白いと感じたのはビジネス英語の授業です。自分が会社の営業担当として商品をアピールするとしたら、どのようなデータに基づいてどのようなアピールをするかという点からプレゼンテーションを組み立てたりすることで、英語そのものだけでなく、ビジネスにおいて通用する表現方法や活発な議論方法を学ぶことができました。

留学、奨学金受給などについてどのような活動をしてどのような学びがありましたか。

3年次に法曹志望者を対象とした「やる気応援奨学金」を受給しました。また、3年次と4年次には「学長賞・学部長賞給付奨学金」を受給しました。「やる気応援奨学金」は将来のビジョンを明確に持ち、法律家になるべくやる気をもって活動している学生と評価されるものですので、これからもやる気をもって勉強に邁進しようと思う活力になりました。また、「学長賞・学部長賞給付奨学金」は、学力だけでなく人物としても大学全体を活性化させる人材かどうかが選考の基準になりますので、選ばれたときは本当に嬉しかったですし、これまでの自分の活動に自信を持つことができました。こうした給付型の奨学金は、経済的な面で勉強を続けられるか悩む学生にとって強い助けになると思います。そして、大学が自分の活動を称えて応援してくださっていると感じられる貴重な機会でもあると思いました。

サークル等の課外活動について教えてください。

1年次から瑞法会研究室に所属しています。瑞法会研究室は「炎の塔」の中にある学術研究団体連合会の一つで、80年以上の歴史を誇る司法試験受験団体です。私は瑞法会研究室に入ったことで高い志をもつ先輩、同級生、後輩に出会うことができましたし、恵まれた環境にいさせてもらったことにとても感謝しています。「炎の塔」の中には瑞法会以外にも学生主体で組織されている団体がたくさんあります。また、大学が運営している多摩研究室もあり、司法試験受験者や合格者の方のゼミを受講することができます。これらの団体に所属することで、塾に行くことなく受験勉強に取り組むことができましたし、同じ目標に向かって進む仲間と様々な悩みを相談し合えたことも本当によかったと思っています。

いま現在もっとも関心を持って取り組んでいることは何ですか。

法律の勉強以外に、趣味の時間を取ることを大切にしています。中学高校の六年間演劇部に所属していたこともあり、お芝居や物語に触れる時間が私にとってはとても大切な時間です。新しい価値観、世界観を知るきっかけになりますし、これまで持っていなかった視点でまわりを見ることができるようにもなると思っています。

法律家の仕事では、法的に物事を考えるだけでなく、言葉や表現を駆使して人に訴えかける能力も必要な時があると伺いました。趣味と仕事は別物かもしれませんが、自分の好きなものが仕事にも活きたら良いなと思います。

卒業後の計画は何ですか。また、今後のキャリアプランとそれを含めた人生の夢やビジョンについて教えてください。

今年度の司法試験予備試験に合格したため、現在来年度の司法試験受験に向けて勉強をしています。私は将来企業法務に携わる弁護士になりたいと考えているので、就職活動を通じて、様々な業務分野でお仕事をされている先生方からお話を伺っています。社会において重要な役割を担い、多くの人の生活を支えている「会社」という団体のために、弁護士としてサポートしていけたらと思います。

中央大学の魅力とは何ですか。

法律家を目指す人にとって、これほど恵まれた環境を学生に用意してくださっている大学は他にないように思います。大学内だけで司法試験受験の対策ができることは、時間の面でも経済的な面でもとても大きな魅力です。また、研究室の行事など、中央大学出身の実務家の先生方と直接お話しできる機会もたくさんあります。法律家、とひとくちに言っても仕事の幅は本当に広いので、色々な先輩方からお話を伺い、どの分野、業界で仕事をしたいのかを考えるきっかけになりました。こうした年代を超えての縦の繋がりがあることは、中央大学の魅力であり強みでもあると思います。

受験生へのメッセージをお願いします。

いま思うと、高校時代は自分の将来を考えるうえで一番大切な時期だったなと思います。将来どんなことをして、どんな人になりたいのか、そのために、高校卒業後に何をする必要があるのか。具体的な職業までイメージするのは難しいかもしれませんが、この分野のことだったらずっと話を聞いていられる!これに関することだったら突き詰めて考えてみたいと思える!そう思えるものがあったらぜひ大切にしてほしいと思います。進路選択ではご家族や先生方と意見がぶつかることもあるかもしれませんが、自分の人生を生きていくのは皆さんです。今しようとしている選択が、他の誰でもない自分が望む「自分」になるためのものなのか、たくさん悩んで、たくさん考えてほしいです。皆さん自身にとって納得のいく決断ができることを、心から祈っています。

最後に一言。

大学生活では卒業後を意識することが多く、何かと忙しい日々を過ごされるかもしれません。特に、司法試験に限らず資格試験を目指される方は勉強に追われてしまうこともあるかと思います。でも、私は勉強以外にも大事なことがあると感じる場面が、日々の生活の中でたくさんあったように思います。そうした時間を、勉強を阻害する無駄な時間とは思わず、自分の人生観を豊かにしてくれる経験として大切にしてもらえたらと思います。