国際経営学部

国際経営学部「ビジネスコミュニケーション」(担当教員:本学部教授 堀眞由美)の授業にて、株式会社ひらまつよりゲストスピーカーをお招きし、「ホテル飲食業界から学ぶビジネスコミュニケーション」をテーマにご講演いただきました

2023年11月13日、国際経営学部「ビジネスコミュニケーション」(担当教員:本学部教授 堀眞由美)の授業にて株式会社ひらまつ執行役員営業統括本部 ホテル事業部部長 陣内孝也様、同執行役員荒井眞由美様、同人事部シニアマネージャー有坂麻衣子様をお招きし「ホテル飲食業界から学ぶビジネスコミュニケーション」をテーマにご講演いただきました。

最初に、ひらまつの2つの経営理念の重要性についてご説明をいただきました。

 


MISSION -「ひらまつ」の使命 -食の可能性を広げ、心ゆさぶる「時」を提供する

VISION -「ひらまつ」が実現する未来-この世界を、食の感動でつながる大きなテーブルに


 

ひらまつの提供価値やSPIRITとして大切にすべき精神を掲げ、飲食業界が担う役割についてご説明をいただきました。日本の食文化の「真の豊かさ(心の豊かさ)」を提供することが、サービス業やホスピタリティ産業の存在意義であることをお話いただきました。

続いて、レストランの由来や起源、フランス料理、チーズやワインの知識を教えていただきました。ワイングラスには様々な種類があり、ワインの種類に合わせたグラス選びが必要であることを知りました。さらに、サービスやホスピタリティについて意義や違いについてご説明いただきました。インバウンド需要による海外からのお客様も多く、語学力も問われるホテル飲食業界では、今後も次世代のスタッフ教育に力を入れていきたいとのことでした。

終了後のアンケートでは、学生から「大切な人と豊かな食事をすることの大切さに改めて気づきました。」「日本の食文化は、いつでもどこでも美味しい上に種類にも富んでいることから、豊かに発展していると感じていましたが、飲食業界の立場から観察すると孤独にも捉えられるという視点は新鮮で、個人的にとても意味のある講義でした。ありがとうございました。」「一人で食事をすることが当たり前になっていたので、豊かかどうか初めて考えました。確かに友達や家族との食事の方が満足度が高いと感じるので、そういった食事をより素晴らしくするという上でサービスは大切だなと思いました。」「経営理念から派生して、食事の豊かさや第4の欲求についてなど、色々な角度からのサービスに関するお話を聞けてとても興味深かったです。」などが寄せられ、ホテル飲食業界の役割や食を通じたコミュニケーションの重要性などを学ぶ機会となりました。

今後も国際経営学部では、実務の最前線で活躍されている専門家の講義や対話の機会を設け、探求心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。