2023年11月13日、国際経営学部の専門演習Ⅲ（担当教員：本学部教授 木村剛）において、株式会社日本能率協会コンサルティング（JMAC）の田丸信幸氏をお招きし、特別講義とディスカッションを実施しました。
専門演習Ⅲでは、 現在、PBL（Project-Based Learning）として、 コンサルティングプロジェクトを進めています。そこで、30年にわたり国内外の経営コンサルティングに携わってきた田丸氏が、実際のコンサルティングのケースを紹介し、そこからコンサルティングを行う際のアドバイスを行いました。コンサルティング業界に興味がある学生が多く、活発な議論が行われました。
授業後、学生からは「報告の際は、結論が先で、まず提案の要点をシンプルにまとめる必要があると学んだ」「報告会で終わりではなく、その後、クライアント社内で報告書が使われるということまで意識しなければならないと知り、驚いた」「あいまいな表現にならないように客観的データを示す必要がある、また、その数字に隠れている背景こそが大事だと学んだ」「コンサルタントは専門知識ではなく、ジェネラルな視点と幅広い知識を駆使すると知り、コンサルティング業界にこれまで以上に興味がわいた」といった感想が聞かれました。
コンサルティングプロジェクトは、12月に学研グループの幹部をお招きし、最終報告会を行う予定です。今後も国際経営学部では、実務の最前線で活躍されている専門家の講義や対話の機会を設け、探究心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。
