国際経営学部

2023年10月29日に行われた日本マーケティング学会にて、国際経営学部生が発表しました

日本マーケティング学会のカンファレンスが2023年10月29日(土)に法政大学・市ヶ谷キャンパスで行われ、中央大学 国際経営学部から易 浩輝さんと三宅 翔大さんの2名が発表しました。

易浩輝さんは、「ブラインド商品(ガチャガチャ)購入前後における人間の心理的変化の比較」と題して、カプセルトレイ(いわゆるガチャガチャ)に代表される中身がわからないブラインド商品の感情的価値とは何かを探索し、その要因を明らかにする研究の発表をしました。
三宅 翔大さんは、「20 代におけるビール購入の重要視している要因探求 -コンジョイント分析を用いて-」と題して、ビールの消費量が年々減少している中で発泡酒や第3のビールなど多種多様なビールが発売される中で、ビール購入時に重要視している要因と水準の探求に取り組みました。

2名とも活発な質疑応答が行われました。
易さんの発表では、「カプセルトイ購入後はネガティブな感情になるが、アプリ内ガチャを購入後はポジティブな感情になるのはどのような要因があるのか?」との問いに、両者の感情差の要因として、カプセルトイの場合は当たり外れが多く、購入後に商品の置き場所を取り、期待と現実のギャップを感じることが主な要因である一方、アプリ内ガチャでは購入後もアイテムが活用できるため、ゲーム内要素として楽しまれ、使い道があることがポジティブな感情を生む要因として挙げました。また、「なぜ人はついついガチャガチャを引いてしまうと思うのか?」との問いに、一度引いた後、全ての種類を揃えたくなる「ディドロ効果」が働くことなどを回答しました。
三宅さんの発表では、「価格の設定の決め方」に関しての議論となり、実際の実店舗の売り場の価格を参考に現実的な価格を設定した(三宅さん)ものの、フロアからは、水準としての価格レベルの差が少ないことが影響度(が低いこと)に影響しているのではないか、などのご指摘をいただきました。この他、味の決め方の議論ともなり、コンジョイント分析では肝の要因と水準の設定の重要さを改めて再認識しました。

このように、研究をよくしようという質問や意見の交換の活発さは、参加者の皆様の思いで成り立っている大切な世界だとも感じました。社会人になる前に大学教授や企業の代表の方々の前で研究発表をすることは、大変貴重な機会となり、非常に有益な経験となりました。

国際経営学部では、机上の学びや実ビジネスに触れる機会だけではなく、学会レベルでの研究発表を通じて、実感を伴う研究の大切さも学び続けています。