国際経営学部

国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当教員:倉田紀子)が、ホテルオークラ東京ベイにて見学調査を行いました

この度、国際経営学部・倉田ゼミ(担当教員:倉田紀子)の学生達は、数あるホテルの中から、ホテルオークラ東京ベイを自ら選び出し、ぜひお伺いして経営戦略について学ばせていただきたいと、見学調査を依頼しました。そして、支配人の田野博之様の御厚意により、御講演を含む見学調査が実現しました。

 

2023年9月、ホテルオークラ東京ベイに訪問させていただき、ホテルの魅力とサービスを体感することが出来ました。お伺いしたホテルオークラ東京ベイは、一流のサービスと優雅な雰囲気を持つホテルです。

先ず初めに、館内見学をさせていただきました。一階のフロアには、美容室や衣装室、チャペルなどの結婚式の準備を行うための施設がありました。チャペルでは、バージンロードの床の色を選ぶことが出来るといった細部までお客様の希望に沿うことができるようなサービスが印象的でした。

次に、スーペリアルーム、ジュニアスイート、ロイヤルスイートの三種類の客室を見学させていただきました。それぞれの客室は、異なる特色と価値を持ち、ゲストの様々なニーズに応えることが出来るように工夫されていました。建設時のこだわりで全ての客室のバスルームには本物の大理石が取り付けられ、お湯は一分でたまるといった他のホテルとは異なる豪華さや快適さが特徴的でした。

見学後の御講演では、ホテルオークラの歴史や経営理念、課題やそれを乗り越えたイノベーション、中長期戦略など、幅広く経営のお話を伺うことが出来ました。大倉喜七郎氏による創業の精神は、ホテルの「優しい、美味しい、癒される」をモットーとするサービスとそれを提供する従業員によって脈々と受け継がれてきたこと、また、近年のディズニーリゾートとの関係性や独自のブランディング戦略等について、質疑応答を交えながらお話を伺ったことにより、ホテルオークラ東京ベイでは、高品質なサービスや独自の価値観を大切にしながら、時代と共に成長し続ける姿勢を持っていることが分かりました。

 

このような一流のホテルの運営方法やサービスの提供方法を学ぶことは、私達にとって知識と視野を広げることができる非常に価値のある経験となりました。

今回の見学を通じて、真のホスピタリティと成功するホテル経営の秘訣に触れることが出来ました。

国際経営学部では、今後も経営学や経済学、地域研究等の専門知識の学習に加え、学生の視野を広げられる実務的な学び、体験の機会を作り、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。