国際経営学部の初年度の必修科目である「入門演習(担当教授:国松麻季)」では、学習の一環として、6月6日、METATEAM株式会社の執行役員CFOの南雄太様をお招きし、「VUCA時代におけるキャリア形成の戦略」と題してご講演ただきました。同社の企業理念、企業文化、事業内容のお話から、学生は企業で働くことのイメージを膨らませることができました。10代でのイタリアに渡られた後のプロサッカー選手からシェフへのご転身、帰国後の企業経営のご経験などご自身のこれまでのキャリアにおけるチャレンジをお話しくださり、キャリア形成に向けた学生へのアドバイスは力強いものでした。
経営者としてのご苦労や、お仕事の「壁」、現在取り組んでいる事業や仕事のやりがいなどについての学生からの幅広く質問に対し、南様には温かく応じていただき、理解を深めることができました。
学生からは、次のような感想が聞かれ、大きな刺激となりました。
「リーダーの定義について考えたことがなかったので、これからは仲間に寄り添い、勇気を与えて能力を120パーセント引き出せるような人になれるように頑張りたい。」
「チームワークでは個人の長所を生かせるということを学びました。」
「経歴も興味深く、若い頃から飲食店を自身で立ち上げるなどすごい経験の持ち主だと尊敬しております。また南先生の価値観が培われたCampbell氏やVerne Harnish氏の本について非常に興味を持ったので、読んでみたいです。」
「好きなことをとことん突き詰めることが成功への秘訣なのかなと思いました。」
今後も国際経営学部では様々な機会に経営の現場と接点をもち、探求心を刺激しながら実践的な学びを展開していきます。
同社人事担当の菅野有紗様にもご同席いただき、学生からの質問にお答えいただきました
集合写真