
国際経営学部は、総合シンクタンク・コンサルティングファームである「三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社」の協力を得て、2021年度春学期より「特殊講義A(グローバル経営と経済社会政策研究)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社寄付講座」を開講しています(担当:国際経営学部教授 国松麻季)。
過年度の履修生から、次のような声が寄せられています。
「一つの授業とは思えない程多様なフィールドの社会・経済政策を知ることができたため、自分がどの分野に興味があるのかを探求することができました。現場で活躍する方々が講師を務められ、教科書にはないリアルな話を聞くことができ、より実践的な学びができました。」
3年目の今年度も、同社において調査研究やコンサルティングの前線で活躍する17名のプロフェッショナルが、経済社会政策の異なる側面を輪講形式で順次取り上げ、履修生との対話を多く取り入れながら現状と課題について掘り下げていきます。
4月11日に実施した、今年度第1回の講義では、同社経済政策部の吉本陽子主席研究員より、「企業のデジタルトランスフォーメーション」と題し、デジタライゼーションがもたらすインパクト、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実践しているビジネスモデル、デジタル化がもたらした新たなグローバル競争など、学部生の関心が高いお話をいただき、多くの質問にお答えいただきました。
本寄付講座の履修生は、春学期を通し、高い専門性と分析力を持つ講師陣から分析手法や洞察について学んでいきます。
【2023年度春学期のテーマ】
■グローバルバリューチェーン
「企業のデジタルトランスフォーメーション」「国境を越える交通・運輸・物流」「日本の観光を取り巻く現状と動向、今後の課題」「国境を越える人の移動」「我が国のスタートアップ・エコシステムとスタートアップ政策」「世界の中の日本の農業」
■SDGs
「政策評価(EBPM、ナッジの活用等)」「地域共生社会」「気候変動と企業経営」「循環経済型ビジネス」
■業種横断的な課題
「企業経営における知的財産の役割と昨今の潮流」「グローバル企業と税」「地域の国際化と活性化」「ダイバーシティと自律的なキャリア形成」