国際経営学部では、学部生が企業や公的機関を訪問し、早期の自己発見・キャリア構築のきっかけを得ることができる「企業訪問(Company Visit)」を実施しています。
本プログラム開始4年目となる今年度は、9つの企業、政府機関および団体のご協力を得て、2022年10月から12月までに延べ189名の学部生が訪問に参加しました。
合同報告会に参加した教職員、CVS、参加者で中央大学のCポーズ
12月21日には、企業訪問に参加した学部生が、訪問で得た知識などを英語でシェアするイベント、合同報告会「Learn and Live」を開催し、およそ80名の学生や教職員が参加しました。
この合同報告会では、参加した学生が、9つの訪問先毎にチームを編成してプレゼンテーションの準備を行い、訪問で得た学びを発表します。参加者からの質疑に答え、相互による理解を深める機会にすることで、学部生がこの企画を通じて学んだ内容を次の経験に活かし、学びを行動へ繋げることが目的です。
国際経営学部における「企業訪問(Company Visit)」は、"Company Visit Supporters(CVS)"という学部2年生有志11名が主体となり企画運営を行っております。新規訪問企業の開拓や学部生への告知、参加希望者の取りまとめ、計10回に渡る事前勉強会の準備・実施、訪問日当日の教員サポート、訪問後の報告書等取り集め、ならびに合同報告会に向けてのプレゼンテーションのサポートを含む活動を6か月間にわたり行いました。
2年生有志のCVSからは、
・自分が就職するにあたってどんなことに重点を置くのか、どんなキャリアを歩んでいくのかなどを真剣に考えて始める良いきっかけになった。
・本格的に就活を始める前に業界や企業のイメージをつかめ、事前勉強会や合同報告会のプレゼンテーションなどを通して同志を作ることもできた。
・訪問を受け入れてくださった企業・機構、そして教授の皆様のお力添えの元で行われた合同報告会。とても面白く、参加することで得ることのできる気付きがたくさんあるイベントとなっていると思う。
・事前勉強会の調べ物や訪問当日の質疑応答などにも積極的に学生の方々が参加してくれたので、とても実りある活動になりました。実際に訪問しなければ気付くことができない、各企業の魅力を知ることができ、私にとっても本当に貴重な経験になりました。
といった感想が聞かれました。
国際経営学部は、国際経営に関する学問的な知識に加え、企業訪問をはじめとする独自の課外活動によって経験を積むことで、実践知を兼ね備えたグローバルビジネスリーダーの育成に努めてまいります。
■訪問先企業・公的機関(訪問日時順)
・株式会社フジアール(フジテレビ関連会社)
・株式会社セブン銀行
・グローバルコンサルティング株式会社
・ボッシュ株式会社
・日本航空株式会社
・三菱ふそうトラック・バス株式会社
・日本アイ・ビー・エム株式会社
・経済産業省
・独立行政法人 国際協力機構(JICA)
プレゼン後、質疑応答時間での議論の様子
CVS3期代表から後輩へ向けたメッセージと挨拶
優勝・準優勝チームの登壇
三菱ふそうトラック・バス株式会社チームのプレゼン