国際経営学部

国際経営学部の「専門演習Ⅰ」(担当教員:堀眞由美)の授業で、日本航空株式会社客室本部第5客室乗員部マネージャーの内田恭子氏をお招きし、ご講演いただきました

日本航空株式会社 内田恭子氏

2022年11月15日、国際経営学部「専門演習Ⅰ」(担当教員:堀眞由美)の授業で、日本航空株式会社客室本部第5客室乗員部マネージャーの内田恭子氏をお招きし「キャリアデザイン」についてのご講演をいただきました。内田氏は、本学文学部英米文学科の卒業生です。

 

日本航空株式会社の企業理念や経営、コロナ禍における会社の変革の説明後、航空会社での長年のご経験を交えてご自身のキャリアについて、CAやパイロットの仕事内容、スケジュールなどまで幅広くご教授いただきました。そして最後には、就職活動におけるアドバイスをいただきました。

 

「環境」「社会」「ガバナンス」を軸としたESG戦略(Environment, Social & Governance)や代替燃料のSAF(Sustainable Aviation Fuel)などへの取り組みは、学生にとって興味深い、時代のニーズに応える経営についてのお話もしていただき、国際経営学部で学んだ知識を土台として、新しい知見を得ることができました。ドローンやエアタクシーなど、航空輸送に関わる他の事業もご説明いただきました。

 

時代のニーズに応える経営だけではなく、コロナ禍による未曾有の環境変化による社内変革についてもご教授いただき、変革後の社内の雰囲気や従業員の気持ちの変化など経営がもたらすポジティブな影響についてもお聞きすることができました。JALグループ全体人員の多さや、保有する飛行機数の多さに学生達は驚いていました。CAの保安要員としての仕事の重要性やサービス要員としての仕事、思い出に残るフライトなどとても貴重なお話でした。学生達は自らのキャリアデザインを考える良い機会になりました。

 

質疑応答では、コロナ禍によりCAが他の業界で仕事をしていることについてコールセンターや車メーカーなの営業、マナー講座やユニセフなど幅広い職種から依頼があること、CAとパイロットの自宅待機勤務についてスケジュールからご説明いただきました。

 

今後も国際経営学部では、実務の最前線で活躍されている専門家の講義や対話の機会を設け、探究心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。