2022年4月18日、国際経営学部の専門演習Ⅱ（担当教員：本学部教授 木村剛）において、公益財団法人日本サッカー協会（以下、JFA）からマーケティング本部長の髙埜尚人氏、登録制度改革推進部の樋口紘之氏、JFA Growth Strategistとしてプロジェクトリーダーを務める中村憲剛氏をお招きし、講義とディスカッションを実施しました。
2021年に創立100周年を迎えたJFAは、次の100年に向けて、「持続可能な開発目標(SDGs)」の取組やサッカーを通じた社会貢献活動の総称を「アスパス！」とし、「環境、人権、健康、教育、地域」の5つの重点領域において、戦略的に各施策を推進しています。
本プログラムは、この「教育」分野において中央大学国際経営学部 木村剛ゼミと連携し、サッカー低関心層にも関心を持って貰い、サッカーファミリーを広げるための施策やアイディアを学生と共に考えることを目的として、全4回にわたって通年で実施するものです。
第一回目の今回は、JFAの皆様に「サッカー低関心層の方々に、広くJFAアプリ(開発中)を知って貰い、実際に手に取って使って貰うための施策を検討する」という全体のミッションを提示いただき、その後に導入として「これからサッカーの仲間になる可能性のある人たちはどんな人か？」「自分が好きなものにはまったキッカケは？」をテーマにディスカッションを実施。本学OBで本プロジェクトにも参画いただいている、元サッカー日本代表の中村憲剛氏にも学生のテーブルに加わっていただきました。
それぞれのグループで活発な議論が繰り広げられ、受講生が多くの学生の視点を共有できたことで、今後のプログラムにもつながる貴重な機会となりました。
木村剛教授の専門演習では、企業や団体と連携し、数々のPBL（Project-Based Learning）を通じて、学生は実践的経験を積んでいます。今後、ゼミ生は、チームを作り、コンサルティング調査を行っていきながら、年末のコンサルティング提案に向けて研究活動を進めます。
（参考）
■JFA Growth Strategist 中村憲剛プロジェクトリーダー企画始動！ JFA×中央大学「アスパス！協働プロジェクト」
http://www.jfa.jp/news/00029446/
■地球(earth)の明日のために私たち(us)がつなぐパス「アスパス！」 ─ 「環境、人権、健康、教育、地域」 5つの領域で取り組みを推進 ─ JFA SDGs／社会貢献活動の取り組み
学生たちは自分なりの視点でディスカッションを行い、発表していました。
中村憲剛氏も学生とのディスカッションに加わっていただきました。
JFA×中央大学「アスパス！協働プロジェクト」参加メンバーでの集合写真
※集合写真撮影時のみマスク着脱、講義中は講師・受講生ともにマスクを着用
