理工学研究科

理工学研究科 都市人間環境学専攻 設立記念講演会および祝賀パーティを開催しました

2017年05月31日

理工学研究科 都市人間環境学専攻の名称変更に伴い、2017年5月27日(土)に設立記念講演会及び祝賀パーティーを開催しました。

当日は、多数のご招待者・ご来賓をはじめ多くの方にお越しいただき、たいへんな盛況となりました。
一般財団法人国土技術研究センターの国土政策研究所長である大石 久和氏をお迎えした講演会は、『「日本人と土木」 ~総合大学に期待する~』というテーマで行われ、立ち見で参加した方も出る中で想定時間を超えて質疑が行われるなど、たいへん有意義な講演会となりました。
また、祝賀パーティーには多くの関係者からの参加があり、終始和やかな雰囲気で行われました。

今後とも、教職員一同、都市人間環境学専攻のさらなる発展を目指していきます。


~都市人間環境学専攻について~

理工学研究科都市環境学専攻は、前身の土木工学専攻の1953年の設置以来、安全・安心な国土都市づくりを目標とし、社会基盤整備・計画マネジメントにおいて時代を先導する研究開発を行い、多くの技術者・研究者を輩出してきました。
一方、自然環境との共生、エネルギー問題への取り組み、そして何よりもそこに暮らす人間の「生活の質」への科学的アプローチが社会基盤整備の基本にあるべきという理念から、2013年、理工学部において人間総合理工学科が創設されました。現在、人の健康と生活の質の向上を目標とする「ヒューマン・ウェルネス」、自然との共生をめざす「人と環境」、そして次世代の水・エネルギー問題を解決するための「環境とエネルギー」の研究と教育が、鋭意、進められています。
持続可能な社会の実現に向けては、社会基盤整備の科学技術体系に、人間の視点と自然との共生を実現していくための科学的方法論を導入し、二者の融合により先端的研究領域を創出していくことが不可欠であると考え、二つの学科が協力し、カリキュラムの充実を図ってきました。
今般、2017年度より都市環境学専攻は都市人間環境学専攻として装いを新たにし、さらなる飛躍を目指します。