法学部

森 絢絵

プロフィール

学科学年 政治学科4年
出身地 神奈川県
出身高校 神奈川県立神奈川総合高等学校
趣味・特技 ダンス・映画鑑賞・布団の中にいること
キーワード インターンシップ・奨学金・炎の塔・留学
掲載年月日 2015年11月19日

中央大学法学部を選んだ理由を教えてください。

卒業するまでに何らかの専門を一つ持ったうえで、学際的に学びたいと考えて大学選びをしていました。その中でも特に興味があった行政、国際、メディアを核としつつ、他学部や他学科の魅力的な授業も学べる環境が整っていると考え、中央大学法学部への進学を決めました。

法学部での学びについて。特に興味を持って受講した授業や、力を入れて学んだことについて教えてください。

履修していた授業をなるべく有機的に結び付けるように心がけていました。国内の行政や統治機構について学びつつ、イスラーム法や地域研究でロシアや南アメリカ等の授業を履修し、日本とどのように国の仕組みや政治情勢が違うかを学ぶことで知的好奇心が刺激されました。

留学、奨学金受給などについてどのような活動をしてどのような学びがありましたか。

高校2年生から3年生の間にアメリカに交換留学をしていました。大学では、2年生の時、やる気応援奨学金を頂きスペインへ語学留学をしました。 スペインで、リトアニア人の法律翻訳家とモロッコにツアーへ行った時、両国の家族法について英語で議論したことが特に印象に残っています。私の雀の涙のような民法の知識でも、他国と日本の家族の考え方や生活の違いを知ることができて感動したことを今でも覚えています。 他にもゼミの一環でオランダの方々と外交をする機会もありました。 こうした留学や異文化交流を通して、どれだけ自分と違う考えや価値観に出会っても、興味を持って聞く姿勢が身に着きました。 また、やる気応援奨学金の公務員部門と、成績優秀者奨学金も受給することができ、将来の夢に向かって進む道を支えていただきました。

サークル等の課外活動について教えてください。

行政研究会に所属しています。この研究室にいなければ私の夢は達成できなかったと感じています。組織をまとめる難しさ、新しいことをしようとする時の壁をどう乗り越えるかなど、社会に出てからも役に立つ経験をさせて頂きました。また、1年生の頃から文部科学省、国分寺市、農林水産省、経済産業省へ、インターンや政策シミュレーションに伺っていました。そこで、物怖じせず自分らしく意見を表明する自信がつきました。 他には、明治大学ジャズダンスサークルに所属していました。芸能人のバックダンサーの下で本格的なダンスを教わるとともに、130名ほどのメンバーと共に合宿や連日の練習を通して一つの舞台を作り上げるなどの活動をしていました。

いま現在もっとも関心を持って取り組んでいることは何ですか。

現在は専門演習で『ラース・フォン・トリアー監督の映画作品の解釈』について論文を執筆中です。監督の感性や現実への違和感などに共鳴し、それぞれの実験的映像から共通して伝えたいメッセージを抽出し、まとめていきます。英語でのインタビューが多く残っているため、それらを参考にしつつ仮説と根拠をすり合わせながら一つの作品にしていきたいと考えています。

卒業後の計画は何ですか。また、今後のキャリアプランとそれを含めた人生の夢やビジョンについて教えてください。

国家公務員総合職法律区分で、経済産業省に進路が決まっています。好奇心が旺盛なため、どの部署に配属になっても楽しんで働くことができると思っています。特にゼミでよく話し合っていた産業人材育成政策については興味があり、大学のあり方や雇用環境の新整備などの政策立案に携わることができたら嬉しいと考えています。

中央大学の魅力とは何ですか。

マイナスイオンたっぷりのキャンパスは本当に素敵です。雨上がりの鳥の鳴き声や季節によって色を変える木々の中で4年間過ごして、公務員試験の受験勉強で気が狂いそうなときも、緑豊かなキャンパスのおかげで癒されていました。また、炎の塔は私の第二の家でした。落ち着いて学修を楽しめる大学ですので安心してください。

受験生へのメッセージをお願いします。

素晴らしい教授陣と、自然あふれるキャンパスと、多くの仲間たちに刺激を受けながら、勉強だけでなく色々な経験を楽しんでください。たくさんの経験は必ずあなたの武器となって、自分の自信にもなり、周りも認めてくれます。私と共に、失敗して、挫折して、学んで、成長していきましょう。皆さんの入学を心からお待ちしています。

最後に一言。

組織に染まり過ぎず、いつも通り周りを巻き込んでいこうと思います。私らしく歌って踊れる公務員を目指して突き進んでいきます。