国際経営学部

【国際経営学部】4年生の渡邉克誠さんがポーランドで開催された国際学会で研究発表

2026年9月21日(月)から23日(水)にかけて、ポーランド・ポズナンにて「12th AIB-CEE Chapter Annual Conference 2026」が開催され、国際経営学部4年の渡邉克誠さんが研究発表を行いました。

本学会は、世界90カ国以上の研究者・実務家が集う国際経営・多国籍企業研究の国際学会であるAcademy of International Business(AIB)の中東欧支部(AIB-CEE)が主催する年次大会です。AIBは、AOM(Academy of Management)やSMS(Strategic Management Society)と並び、国際ビジネスや多国籍企業研究の分野を代表する世界的な学術団体の一つです。今回の大会も、厳格な査読審査が行われ、登壇者の多くを大学教授や博士研究者が占めるなど、国際経営分野における研究成果が発表・議論される専門性の高い場となっています。

渡邉さんは、こうした国際ビジネス研究の第一線で活躍する研究者が集う学会において、学部生として自身の研究成果を発表しました。

今回の大会では、「Central and Eastern Europe in Transition Again? Rethinking International Business in a Changing World」をテーマに、地政学的変動やデジタル化に伴う組織変革、人的資本の最適化、越境リーダーシップなど、変化する国際ビジネス環境における重要な課題について、最新の研究知見や理論をもとに活発な議論が行われました。

開催概要

開催期間 2026年9月21日(月)~ 23日(水)
開催地  ポーランド・ポズナン
学会名 12th AIB-CEE Chapter Annual Conference 2026
テーマ Central and Eastern Europe in Transition Again? Rethinking International Business in a Changing World
主催 Academy of International Business – Central and Eastern Europe(AIB-CEE)
共催・ホスト校 Poznań University of Economics and Business, Institute of International Business and Economics

国際経営学部4年の渡邉克誠さんの研究発表

渡邉さんは、「Surviving The Volatile Workplace: A Follower-Centric Analysis of Leadership Preferences and Cultural Predictors Among Asian Future Talents」と題して発表を行いました。

本研究は、日本とシンガポールの次世代人材を対象に、両国におけるリーダーシップの選好と、それに影響を与える文化的背景を比較分析した実証研究です。

分析の結果、両国の次世代人材はいずれも、対話を重視する民主的なリーダーを強く支持していることが実証されました。一方で、そのようなリーダーを求める動機や、組織におけるリスク回避に対する意識には、各国の文化的価値観による違いがあることが明らかになりました。

こうした結果を踏まえ、本研究では、優秀な若手人材の獲得・定着を目指す多国籍企業に向けて、各国・地域の文化的文脈を考慮した組織づくりについて、実践的な示唆を提示しました。

発表を終えて(渡邉克誠さんの感想)

「学部生としてAIB-CEEという国際学会の舞台に挑み、自らの研究を発表できたことは、かけがえのない経験となりました。
質疑応答やセッションでの議論を通じた建設的なフィードバックから、理論の緻密さや実務的示唆をさらに深めるための視座を得ることができました。
また、本研究は、日本およびシンガポールでの調査に協力してくれた全ての学生、そして日頃から熱心にご指導くださったゼミのシング先生をはじめとする周囲の手厚い支援があって結実したものです。この場を借りて心より感謝申し上げます。
今回の経験を糧に本研究の国際学術誌への掲載を目指すとともに、将来は文化の違いを超えて組織の成長を牽引できるリーダーを目指します。」