国際経営学部

【国際経営学部】日本ネーミング協会と国際経営学部の特別演習A(担当:飯田朝子)が、第3回コラボ授業を行いました

日本ネーミング協会の理事・会員が開催する月例研究会(通称:ね月会)と、国際経営学部の特別演習A(広告文案演習)による、第3回コラボレーション授業を開催しました。日本ネーミング協会は2018年に設立され、ネーミングの「重要性」を広く社会へ発信し、産業の発展に寄与することを目的とした団体です。毎年12月には「日本ネーミング大賞」を主催されています。

2026年6月30日(火)の3時限目、多摩キャンパスに5名の専門家をお招きし、授業を行いました。講師としてお越しいただいたのは、以下の方々です。

岡田 直也 氏(岡田直也事務所/コピーライター)
大友 美有紀 氏(株式会社サン・アド/コピーライター/クリエイティブディレクター)
寺内 美知子 氏(株式会社ラパンアジル)
内田 文 氏(株式会社なるみ物産)
高橋 浩隆 氏(日本ネーミング協会 事務局)

今回の課題は、ドラッグストアで販売されている商品の中から1つを選び、『自分たちだったらもっと良いネーミングにする』と思うものを、各グループに割り当てられた商品カテゴリー内から見つけ出すことでした。学生たちはマーケティング調査を経て新たなアイデアを練り、リ・ネーミング(改名)の提案をプレゼンテーションしました。

リ・ネーミングにあたり、履修生たちは実際にドラッグストアを訪れ、商品棚やディスプレイ、競合商品を確認するフィールドワークを実施。化粧品、ヘアケア商品、洗剤・除虫剤、ベビー・ペット用品、菓子などの中から、気になるネーミングの商品を選定しました。どのようにリ・ネーミングすればより商品の魅力が伝わるか、商標や音の効果、言葉の選定などを多角的に検討し、消費者との円滑なコミュニケーションを可能にする提案をスライドにまとめました。なお、最も優れたプレゼンテーションを行ったグループAには「日本ネーミング協会賞」が贈られました。

ネーミングの専門家からは「興味深いプレゼンテーションでした」とお褒めの言葉をいただいた一方で、「ライバル商品の分析が不十分」「総合的なブランディングの視点からリ・ネーミングを行うべき」「AIに頼りすぎず、自身の『違和感』を大切に提案してほしい」「原材料や製法の違いをもっと厳密に捉えるべき」といった、マーケティングの観点から専門的かつ具体的なアドバイスをたくさんいただきました。

普段は消費者として商品のネーミングに触れている学生たちですが、市場には業界特有の細かいルールや緻密なマーケティング戦略があることを学びました。今後は、いただいたアドバイスを参考に、さらなるブラッシュアップを目指す「リ・リ・ネーミング」に取り組む予定です。

ここで学んだ知識と経験は、将来新たな企画や組織を立ち上げたり、新商品を開発したりする際に大いに役立つものとなるでしょう。国際経営学部では、今後もクリエイティブな経験を通じて、知識と実践力を兼ね備えた人材を育成する授業を展開してまいります。