ヒアリング中の様子
2026年6月12日、国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当:教授 国松麻季)は、スマートシティ調査研究プロジェクトの一環としてANAホールディングス株式会社様を訪問し、山間地域・過疎地域へのドローンを用いた物流の取り組みについてインタビュー調査を実施しました。
本学部では、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの賛助会員としてさまざまな活動を行っています。
その一環として、専門演習Ⅱ(国松麻季担当)では、スマートシティを題材に、グループワークによる課題発見と解決策の検討を進め、7月21日はスマートシティ・インスティテュート主催のウェビナーにおいて研究発表を実施する予定です。
ヒアリング後の記念撮影
今回は4名の学生がANAホールディングス株式会社様を訪問し、未来創造室モビリティ事業創造部ドローン事業チームマネジャー 矢部 貴之様、未来創造室モビリティ事業創造部ドローン事業チーム 鰺坂 翔香様より、離島地域におけるドローン物流の取り組みや実証実験の状況、今後の事業展望について貴重なお話を伺うことができました。ANAホールディングス様は、沖縄県の離島地域を中心に医薬品や研究用血液輸送、食料品の輸送に関する実証実験を進めており、将来的な商用化に向けて取り組みを進めていることを学びました。また、ドローン物流における法規制や安全運航、人材育成、地域住民との合意形成など、実用化に向けたさまざまな課題についても詳しくご説明いただき、次世代物流システムの実現に向けた取り組みへの理解を深めることができました。
特に、ドローン単独で物流を完結させるのではなく、既存の航空輸送や地上物流事業者と連携しながら物流ネットワーク全体を構築していくという考え方が印象的でした。人口減少や物流人材不足が進む中で、ドローンを活用して地域間の物流格差を解消しようとする取り組みについて理解を深めることができました。
スマートシティは世界各国に先進事例が広がりつつあり、持続可能な社会構築に寄与する今日的な課題です。経営戦略、政策策定、法制度、社会課題解決などさまざまな切り口において国際経営学部の研究や学びと親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら活動を行ってまいります。