木村剛ゼミでは、実践的なプロジェクト型学習(PBL:Project-Based Learning)を実施しています。「専門演習Ⅳ」では「中央大学国際経営学部(GLOMAC)ブランドを強化するための統合コミュニケーション戦略の策定」をテーマに、学生たちが主体となって分析・提案に取り組んでいます。
これまでの活動では、3チームに分かれ、ターゲットとなる高校生の意思決定プロセスや競合大学との比較分析、オープンキャンパス(OC)集客施策など、多角的な視点から検討を進めてきました。各チームは仮説を立て、データ収集やインタビューを通じて検証を行い、戦略の方向性を具体化しています。
今回の中間発表では、学部事務室から2名の職員にも参加いただき、現場視点からの実務的なフィードバックを受けながら議論を深めました。学生にとっては、自分たちの提案が実際の広報活動として実行可能なのかを考える貴重な機会となりました。
発表後の振り返りでは、学生から次のような声が聞かれました。
「分析はできているつもりでも、それを“どう伝えるか”まで考えないと意味がないと実感した」「ターゲットの視点に立つことの難しさと重要性を改めて感じた」「現場の方のコメントで、自分たちの提案の甘さがはっきり見えたが、同時に方向性の手応えも感じた」「戦略は一つではなく、複数の選択肢を比較しながら磨く必要があると学んだ」
今後は今回のフィードバックを踏まえ、提案内容をさらにブラッシュアップし、7月の最終報告に向けて完成度を高めていきます。理論と実務を往復しながら価値ある提案を創り上げるプロセスそのものが、本PBLの大きな学びとなっています。