国際経営学部

【国際経営学部】専門演習Ⅲ(担当教員:本学部教授 木村剛)においてコンサルティングプロジェクトの最終報告と議論を実施しました

2025年12月15日、国際経営学部の専門演習Ⅲ(担当教員:本学部教授 木村剛)において、オウライ株式会社 代表取締役 西崎健人氏、アイクシー株式会社 渡辺悟氏、池田悠理氏をお招きし、コンサルティングプロジェクトの最終報告と議論を実施しました。

専門演習Ⅱ・Ⅲでは、 PBL(Project-Based Learning)としてオウライ株式会社の協力により「徳島県三好市で手掛ける民泊事業(heso campとheso house)のさらなる事業拡大に向けての戦略提案」というテーマでコンサルティング依頼を受け、3チームに分かれて調査を行ってきました。

7月には4日間の現地調査、9月には中間報告会を行い、今回の最終報告会に向けて準備を進めてきました。

授業後、学生からは「仮説を立てては検証し、講評をもとに改善を重ねることで、ただ思いついたアイデアではなく、筋の通った提案にできたと感じた」「人生で初めてのコンサルティング経験を通して、仮説の考え方やクライアントが本当に求めていることを先回りして考える難しさと面白さを実感した」「データや戦略だけを見ていると見落としてしまう、現地の空気感や暮らしに寄り添う視点の大切さに気づいた」「AIを使うことで短時間でクオリティの高い資料を作れた一方で、どこからを自分たちが考えるべきなのか迷う場面も多かった」「他の班の発表を聞いて、自分たちの提案がまだ抽象的で、もっと具体化できたはずだと気づいた」「本気で取り組んだからこそ、もっと良くできたのではという悔しさが残り、このプロジェクトに本当の意味で向き合えていたと感じた」といった感想が聞かれました。

今後も国際経営学部では、実務の最前線で活躍されている専門家の講義や対話の機会を設け、探究心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。