2025年12月12日、国際経営学部の専門演習Ⅰ(担当教員:国松麻季教授)は、研究活動の一環として、株式会社Specteeを訪問し、企業インタビューを行いました。
国際経営学部では、国際的な視点から企業や社会との関わりを捉え、企業活動や経営課題について学ぶ機会を設けています。その一環として、専門演習Ⅰ(国松麻季担当)では、「グローバルな経済活動に関連する法制度や政策」を手がかりに、関心のある業種について理解を深めることを目的としたグループワークを行っています。
今回は、3名の学生が株式会社Specteeを訪問し、CEOの村上氏に商社とAIスタートアップの協業による災害分析と物流面での地域貢献についてお伺いしました。特に、同社のAI防災・危機管理情報サービスである「Spectee Pro」や「Spectee SCR」を中心に、テクノロジーによる社会貢献(CSR)とビジネスの両立や商社との連携の有効性について深く学ぶことができました。
また、村上氏の実体験に基づく災害時の物流課題や情報共有の重要性についても伺い、今後の研究を深めるうえで非常に有意義な訪問となりました。
災害対応や物流の高度化は、国内外で重要性が高まっている分野であり、持続可能な社会の実現に向けた今日的な課題です。企業の経営戦略や事業活動を通じた社会課題への対応は、国際経営学部における研究や学びとも親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら研究に取り組んでいきます。