2025年11月26日、国際経営学部の専門演習Ⅰ(担当教員:国松麻季教授)は、研究活動の一環として、バンバン・ルディアント先生にオンラインでインタビュー調査を行いました。
国際経営学部では、国際的な視点から企業や社会との関わりを捉え、企業活動や経営課題について学ぶ機会を設けています。その一環として、専門演習Ⅰ(国松麻季担当)では、「グローバルな経済活動に関連する法制度や政策」を手掛かりに、関心のある業種について理解を深めることを目的としたグループワークを行っています。
今回は、3名の学生が和光大学ご所属のバンバン・ルディアント先生に商社がAI技術を活用して災害時の復旧、地域防災にどのように貢献できるかについてお伺いしました。
バンバン先生からは、災害発生時における被災地への物資供給をテーマに、需要と供給の把握の重要性や、AI導入に伴う課題についてご説明いただきました。特に、被災地のニーズを的確に把握し、それに応じた物資を適切なタイミングで届けることの重要性について理解を深めました。
また、本インタビューを通じて、商社が有する物流ネットワークとAI技術を融合させることで、年々激甚化する自然災害への対応力を高める可能性があることを学びました。
災害対応や物流の高度化は、国内外で重要性が高まっている分野であり、持続可能な社会の実現に向けた重要な課題の一つです。企業の経営戦略や事業活動を通じた社会課題への対応は、国際経営学部における研究や学びとも親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら研究に取り組んでいきます。