国際経営学部

【国際経営学部】3年の専門演習Ⅱ(担当:国松麻季)は、スマートシティプロジェクトの一環として、長野市商工労働課に、インタビュー調査を行いました

2025年5月27日、国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当:国松麻季)は、スマートシティ調査研究プロジェクトの一環として、長野市商工労働課雇用促進室をオンライン訪問し、地域インターンシップに関するインタビュー調査を実施しました。

本学部は、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの賛助会員として様々な活動に参画しており、専門演習Ⅱでは、スマートシティを題材にしたグループワークを通じて、課題の発見と解決策の検討を進めています

2025年7月22日には、同インスティテュート主催のウェビナーにて研究成果の発表を実施する予定です。
 

 

今回の調査では、学生4名が長野市のインターンシップ施策について聞き取りを行いました。

長野市では、周辺の市町村とともに「おしごとながの」というWebサイトを運用し、地域企業が開催するインターンシップや企業説明会情報を発信する場を提供しています。インタビューを通じて、このサイトは収益を目的とせず、複数の市町村からの公費により運営されていること、また多くの地元企業がインターンシップ情報の掲載を希望している現状を知ることができました。

さらに、長野市が企画している「長野はたらく大使」という取り組みでは、複数企業によるオープンカンパニーへの学生の参加を支援する取り組みが展開されており、学生と企業のミスマッチ解消や、学生の視点に立った意見交換を通じて、長野市で働く具体的なイメージを持ってもらう取り組みが行われていることも紹介されました。

 

【参加した学生の言葉】--------------------
私たちの研究でも課題として挙げていた「学生へのインターンシップ情報の効果的な発信・マーケティング」の重要性について、今回の意見交換を通じてさらなる理解と実現可能性への手応えを得ることができました。

今回のインタビューでは、私たちからの一つ一つの質問に対して、具体的な事例を交えながら丁寧にご回答いただき、研究で課題としていた点について理解を深め、課題解消の糸口を得ることができました。
オンラインでの実施ではありましたが、約2時間にわたり貴重なお時間をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。長野市の取り組みに真摯に向き合う姿勢に触れ、私たちの研究にも新たな視点と意欲を加えることができたと実感しております。
----------------------------------------

 

スマートシティは、持続可能な社会構築に貢献する重要なテーマであり、世界各国で先進的な事例が広がっています。経営戦略、政策立案、法制度、社会課題の解決など多角的な視点が求められるこの領域において、国際経営学部の研究・学びとの親和性は高く、今後も学部の特徴を活かした連携活動を継続していきます。