国際経営学部

【国際経営学部】3年の専門演習Ⅱ(担当:国松麻季)は、スマートシティ・プロジェクトの一環として、御殿場市役所 商工振興課を訪問し、インタビュー調査を行いました

 

2025年5月28日、国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当教員:国松麻季)は、スマートシティ調査研究プロジェクトの一環として、御殿場市役所 商工振興課を訪問し職員の方々にインタビュー調査を行いました。

国際経営学部は、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの賛助会員としてさまざまな活動を行っています。その一環として、専門演習Ⅱ(国松麻季担当)では、スマートシティを題材に、グループワークによる課題発見と解決策の検討を進め、7月22日はスマートシティ・インスティテュート主催のウェビナーにおいて研究発表を実施する予定です。
 

 

今回は、4名の学生が、静岡県御殿場市役所商工振興課を訪問し「デジタル地域通貨を活用したウェルビーイング向上」をテーマとし、御殿場市の地域通貨である「富士山Gコイン」についてインタビュー調査を行いました。

御殿場市では、「富士山Gコイン」を地域経済活性のツールとして起用し、持続可能な社会に向けた取り組みを行っています。

インタビューでは、「富士山Gコイン」の導入の背景に加え、市の職員の方々や市民の生の声、さらに今後の展望について伺うことができました。どのように集客し、どのようにお金を市内に留め、どのように住民のウェルビーイング向上に繋げていくか、明確なビジョンを持って取り組まれている様子が印象的でした。

 

実際に訪問をすることで当初予想していた以上に具体的かつ詳細な情報やデータ、アイデアを拝見することができ、学生たちにとっても非常に刺激的で学びの多い機会となりました。

スマートシティは、世界各国に先進事例が広がりつつあり、持続可能な社会構築に寄与する今日的な課題です。
経営戦略、政策策定、法制度、社会課題解決などさまざまな切り口から、国際経営学部の研究や学びと親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら連携活動を行っていきます。