国際経営学部

【国際経営学部】「グローバル化と情報法」(担当:国松麻季)において株式会社poliseeの水越尚子弁護士にご講義いただきました

          ご講義の模様

国際経営学部の専門科目「グローバル化と情報法」(担当:教授 国松麻季)では、5月23日、株式会社polisee Co-founder/Chief Strategy Officerの水越尚子弁護士を特別講師としてお迎えし、「情報に関わる政策形成とビジネスへのインパクト」と題してご講義いただきました。

導入として、ビジネスの立場から政策形成過程に関心を持つべき理由について履修生に問いかけていただき、続いて、法制定・政策立案のライフサイクルへの理解を促し、政策立案過程での重要な局面やプロセス、アジェンダ設定、マルチステークホルダープロセスについて詳述いただきました。個人情報保護法と、今期国会で法律が制定されるAI法についての説明ののち、衆議院で可決されたAI法の附帯決議を題材にグループワークを行い、付帯決議の背景を考察するとともに対応策検討する機会を提供していただきました。

履修生からは、政策立案過程に参画する方法などについて質問があったほか、次のような意見がありました。

「グループワークでは、実際の課題に対して自分たちで考える機会をいただき、法律が『自分ごと』として感じられました。今後の学びや社会を見る視点にも大きく影響する内容でした」

           グループワーク中のご指導

 

「グループワークの際非常に具体的かつリアリティのあるアドバイスを頂き、円滑なグループワークができました」

「なぜこの法律ができたのか考えることが大事という言葉がとても響きました。これからはニュースの見方を変えて世の中で起きていることに関心を向けようと思います。」

今後も国際経営学部では実務の最前線で活躍される専門家との対話の機会を設け、探求心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。