国際経営学部

【国際経営学部】専門演習III(担当教員:本学部教授 国松麻季)において三菱UFJリサーチ&コンサルティングの知的財産権エキスパートによるワークショップを実施

2024年秋学期の専門演習III(担当教員:本学部教授 国松麻季)は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 経済財政政策部 知的財産・国際通商グループ長/知的財産コンサルティング室の上野翼主任研究員によるワークショップ「新たな価値創造の考え方-新規事業の創出プロセスと知的財産の活用を学ぶ」を行いました。同ワークショップは、特許庁の事業である「アントレプレナーシップ教育の一環として行う知財教育の実施等に関する調査研究」の実証演習として行われました。

グループでのディスカッションにアドバイスをくださる上野主任研究員、グローバルアントレプレナーシップ・フェアの事務局を担当する国際センターのメンバー

同ワークショップは中央大学が実施中の「グローバル・アントレプレナーシップ・フェア2024~世の中は挑戦心に満ちている~」の一環である特別公開授業として実施、会社に属して新規事業を創出するプロセスのなかで、価値創造と知的財産の活用を同時に学びました。将来、様々な課題にチャレンジしていくうえで不可欠なマインドである「アントレプレナーシップ」を発揮するために武器となる、価値創造の過程での知的財産の知識を体得する機会となりました。

ワークショップに参加した学生からは、「仮想事例を通して新規ビジネスがどのように行われるのか、またその過程でどのような知的財産が関わってくるのか、自分たちで考え、グループで意見交換することで学びが深まった」「パートナー企業との契約においても知的財産について気をつける視点を持つことが重要だと知ることができた」「今回得た学びを活かし知的財産のアンテナをもって、今後の学業や就職活動に取り組みたい」などの感想が聞かれました。

今後も国際経営学部では、高い専門性を持ち実務の最前線で活躍される方々のご協力を得て、実践的で特徴ある取り組みを行い、視野を広げる学びを通じてグローバルリーダーの育成に努めてまいります。