国際経営学部

台湾台南市で行われた国際学術会議にて国際経営学部生が英語で研究成果を発表しました

2024年11月7~8日に、The 20th International Conference on Knowledge-Based Economy and Global Managementが南臺科技大學(Southern Taiwan University of Science and Technology)にて行われました。同国際学術会議にて国際経営学部、堀 眞由美教授引率の元、国際経営学部、中村潤研究室所属の3年生18名が研究成果の発表をしました。いずれも査読付き論文です。

関駿太朗さん(本学3年生)は中村潤教授と共に日本たばこ産業株式会社と共同研究を行っており(中央大学では国際経営学部の中村潤研究室が参画)、喫煙者に対しインタビューを実施し、共起ネットワークや対応分析などのテキストマイニング手法による可視化を通じて、紙巻きたばこと加熱式タバコにおける選択でどのように意思決定が下されているのか、双方間でどのような感情の違いが表れるのかを明らかにする研究を発表しました。

森優衣さん、栗木彩絵さん、遠藤拓希さん、尾内祐さん、鎌田峻彰さん、長谷川泰良さんの6名(本学3年生)は重回帰分析と影響度解析を用いて、エフェメラルSNSの利用は大学生のSNS 依存に影響を及ぼすのかとエフェメラルSNS利用の要因ついて発表しました。

亀井義和喜さん、神田七海さん、平原照也さん、川名梨々花さん、PYONE PAN THITさんの5名(本学3年生)は、相関係数等の比較分析を用いて、社会科学分野の学生に対するSTEM(Science, Technology, Engineering, and Mathematics Education)教育の課題を学生の立場から探索した結果を発表しました。

野平彩夏さん、藤武ひかりさん、中井玲那さん、吉川馨さん、佐藤杏珠さん、渡邊里奈さんの6名(本学3年生)は、生成AI に問いかける問題の難易度ともたらす効果を可視化し、学生の立場からその実態を調査した結果を発表しました。

質疑応答中の様子

発表後は活発な質疑応答が行われ、「日本人はタバコに対しどのような振る舞いをするのか」や「被験者が日本人でなければ結果が変わったと思うか」など、学生らは国際学会ならではの多様な視点からのご意見を頂戴する貴重な体験をいたしました。

ランチには南臺科技大學の学生と交流する場が設けられており、双方間の興味関心や文化について話し合う様子もありました。また、学会のコーヒーブレイク中には、国際学会に参加する多様な出身国の学生や教授と積極的に交流を行いました。

アジア圏のみならずヨーロッパ圏からの参加者もおり、非常に国際色豊かな国際学会に参加できた経験は学生に視野を広げるきっかけを与えるとなり、多くの学びとなりました。