中央大学は2024年4月1日、多摩キャンパス内にある「炎の塔」に「法と正義の資料館」をオープンさせました。国際経営学部の1年生が履修する入門演習のフィールドワークの一環で、飯田朝子ゼミの学生が5月28日に資料館を訪問し、グループに分かれ英語による広告動画の制作に取り組みました。
佐久間麗華さん、吉田ファルハシャッティさん、座安乃碧さんのグループDは、『The Museum of Law and Justice』の題名で、SDGsのGOAL 16「平和と公正をすべての人に」を紹介する約5分の広告動画を完成させました。3人は資料館を重ねて訪れて取材をし、広く学生達に法律や平和についてのグローバルな視点を持ってもらうきっかけを得てもらいたいという願いを込めた作品を制作しました。
入門演習ゼミで「法と正義の資料館」を見学
英語CMを完成させた佐久間麗華さん(右)、吉田ファルハシャッティさん(左)、 座安乃碧さん(中央)のグループDの動画発表会の様子
動画では吉田さんがレポーターを務め、法学部の森光教授にも特別出演して頂きました。他に類を見ない「法と正義」に特化した資料館の設立意義に触れ、世界に存在する様々な問題(子どもの人権やジェンダー等)について、中高校生や法律を専門としない大学生にも分かり易い展示になっていることを、迫力あるワールドニュース形式でアピールしています。
グループメンバーの一人、佐久間麗華さん(国際経営学部国際経営学科1年)は、「法に対しての意識を見直すことができました。この動画では法学部の先生にもご協力頂き、学生の目線を通して伝えるという広告を制作することができました。」と感想を述べています。
作品がオープンキャンパスで上映された時の会場の様子(佐久間さん提供)
入門演習の学生が制作した『The Museum of Law and Justice』の動画は2024年8月3日、4日のオープンキャンパスのガイダンスで上映され、来場者にも好評を博しました。今後は「法と正義の資料館」常設展の映像コーナーで上映される予定です。ぜひ多摩キャンパスを訪れた際は資料館にも足を運んでみてください。
国際経営学部では、これからも学部横断的な学びを推進し、英語を使った発信力と創造力のある学びに力を入れて参ります。