国際経営学部

日本経営学会第98回大会が本学、多摩キャンパスにて開催されました

日本経営学会第98回大会が、本学、多摩キャンパスにて9月4日(水曜)から7日(土曜)まで開催されました。会場は、フォーレストゲートウェイでした。

経営学会は1926年(大正15年)7月10日に創設され、2年後に100周年を迎えまして、世界で2番目に歴史がある、経営学の学会です。会員数は、およそ1700名です。本年度の大会の統一論題は「経営学の前提を問い直す」であり、その統一論題のもと、国際経営、経営学研究の方法論、企業と社会との関係に関して3つのサブテーマがありました。そのほかにもワークショップ、多数の自由論題報告がありました。大会の参加者は、およそ400名であり、コロナが発生をしてから初の懇親会が、本学、生協で開催されました。このように、コロナが発生をしてから、はじめての本格的な学会の開催であり、多くの方が日本国内の各地から参加をされ、海外からも参加をしてくださる方がいました。また、学会が開催された週は、天候にも恵まれ、参加をされました方は、大学のキャンパスで初秋のおとずれを感じていました。

大会の1つのセッションの中では、海外、つまりイタリアとオーストラリアにオンラインでつながれ、日本の経営学、イタリアの経営学、オーストラリアの経営学について紹介されました。

大会の事前の準備、さらに大会当日の運営は、本学国際経営学部教員の木村有里教授、咲川孝教授など、本学部の教員、商学部、経済学部、理工学部、総合政策学部、戦略経営研究科の教員が携わりました。これら教員だけでなく、学会が開催された当日、前日には、国際経営学部の学生、大学院商学研究科の学生が、学会の手伝いに参加をしてくれました。国際経営学部から木村有里ゼミ、咲川孝ゼミの学生が、学会の受付、会場での報告者のサポート、会場の設営、フォーレストゲートウェイまでの案内、大会のロゴをデザインし、懇親会場である大学生協の食堂までの案内、懇親会での歌の披露などを担当してくれました。暑い中、最寄りのモノレール駅の前で立って会場を案内し、学会の参加者の食事であるお弁当を優先して、自分たちの食事をあとにして働くなど学会の運営に携わった、学生たち献身なしでは、大会を無事に終えることはなったかと思われます。

学会に参加をされた経営学会会員の方、報告、司会をされた経営学会の会員の方、さらに上記の本学部の学生、大学院生の方にお礼を申し上げます。