2024年6月11日、国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当:国松麻季教授)は、スマートシティ調査研究プロジェクトの一環として、小田急電鉄株式会社のウェイストマネジメント事業「WOOMS」担当の方々にインタビュー調査を行いました。
国際経営学部は、一般社団法人スマートシティ・インスティチュートの賛助会員としてさまざまな活動を行っています。その一環として、専門演習Ⅱ(国松麻季担当)では、スマートシティを題材に、グループワークによる課題発見と解決策の検討を進め、7月16日はスマートシティ・インスティチュート主催のウェビナーにおいて研究発表を実施する予定です。
今回は、4名の学生が、オンライン上にて小田急電鉄株式会社のウェイストマネジメント事業である「WOOMS」についてインタビュー調査を行いました。自治体や収集業者が将来的な投資、インフラ維持を行う上でも、ごみ収集事業が若い人が選んでくれる仕事にならなければなりません。
その為にもデジタルツールを使いごみ収集を見える化して、働き方改革や体制の見直しをしていく必要があるということを伺いました。
また、自治体ごとに収集方法やリサイクル後の資源の活用方法が違うことや、人口密度や収集方法により効率が変わること、課題点においても地域によって違うことから、それらに沿った「WOOMS」の活用していくことが重要であることを伺いました。この調査を通じて、事前調査で分からなかった細部まで有益な情報を知ることができました。
スマートシティは、世界各国に先進事例が広がりつつあり、持続可能な社会構築に寄与する今日的な課題です。経営戦略、政策策定、法制度、社会課題解決などさまざまな切り口から、国際経営学部の研究や学びと親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら連携活動を行っていきます。
実際のインタビューの様子