国際経営学部

国際経営学部3年の専門演習Ⅱ(担当:教授 国松麻季)は、加古川市・スマートシティ推進担当課長の多田様にインタビューを実施しました

加古川市政策企画課 スマートシティ推進担当課長 多田功様

2022年6月8日、国際経営学部の専門演習Ⅱ(担当:国松麻季教授)は、政策企画課 スマートシティ推進担当課長の多田功様に、オンラインでインタビューを行いました。

 

国際経営学部は、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートの賛助会員としてさまざまな活動を行っています。その一環として、専門演習II(国松麻季担当)では、スマートシティを題材に、グループワークにより課題発見と解決策の検討を進め、7月21日はスマートシティ・インスティテュート主催のウェビナーにおいて研究発表を実施する予定です。

 

グループのひとつは、加古川市における「市民参加型合意形成プラットフォーム:加古川市版Decidim」に着目して研究を進めています。そこで、2016年からの「見守りカメラ事業」、2017年からの「データ利活用型スマートシティ推進事業」など、加古川市のスマートシティ関連事業を市役所において推進される多田様に、インタビューにご協力いただきました。

 

多田様からは、ゼミからの事前質問にお答えいただきながら、Decidimにおける個人情報の取り扱いや背後にある考え方、若い世代への政策決定への関与の実現に向けた活動、民間との協働による持続可能な体制の構築など、多様な切り口でお話をお聞かせいただきました。また、「ウェルビーングの本質は日々感謝を伝えあえること」、「デジタルデバイドより信憑性の低い情報の波に呑まれることが危険であること」といった、貴重なメッセージもいただき、学生が学びを深める機会となりました。

 

スマートシティは、世界各国に先進事例が広がりつつあり、加古川市をはじめ、日本でも導入が本格化している、持続可能な社会構築に寄与する今日的な課題です。経営戦略、政策策定、法制度、社会課題解決などさまざまな切り口から、国際経営学部の研究や学びと親和性が高いことから、今後も学部の特徴を活かしながら連携活動を行っていきます。

 

【参考】

2022年春「スマートシティ・プロジェクト」のキックオフ

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/globalmanagement/news/2022/05/60456/