2021年12月6日、国際経営学部の「専門演習Ⅰ（担当教員：本学部准教授 楊 川）において、アルプスアルパイン株式会社 生産企画室室長の吉田正昭様をお招きし、「拠点展開・サプライチェーンマネジメント取り組み」というテーマでご講演いただきました。
吉田正昭氏はアルプスアルパイン株式会社というグローバル企業において、北米での勤務経験を持つビジネスプロフェッショナルです。
当日のご講演内容は、①海外生産拠点紹介 ②海外展開の歴史、海外生産拠点選定する際の経営戦略 ③現在のサプライチェーン課題 についてでしたが、ご講演終了後には、学生たちから「半導体不足に対する取り組みは何か」「海外と日本の職場における文化的な違いは何か」「二社を合併するときに衝突は生じたのか」「海外で勤務する前にどれほどの語学力を持っていれば良いのか」といった質問が出され、吉田正昭氏にはご丁寧にお応えいただきました。
本講演を通して、同社がグローバル企業へと成長する具体的な過程やサプライチェーンマネジメントの実際の課題・リスクマネジメントを知ることができたとともに、学生たちが今まで学んできた経営学や経済学の知識に結びつけることができ、参加学生にとって、グローバルビジネスと戦略経営の実務について深い印象を受けた機会となりました。
今後も国際経営学部では実務と経営学の研究の最前線におられる専門家や実務家との対話の機会を設け、探求心を刺激し視野を広げる学びを展開し、グローバルリーダーの育成に努めてまいります。
吉田正昭氏によるご講演の様子
