国際経営学部
株式会社阪急阪神エクスプレスのインターンシップに国際経営学部生7名が参加しました
2021年12月20日
西濃運輸様の拠点を訪問
株式会社阪急阪神エクスプレスの全面的なご協力を得て、国際経営学部生である、石岡 紗知さん、長浜 吏紅さん、小林 優人さん、藤田 寛之さん、蒋 貝琳さん、三松 莉緒さん、田中 信吾さんの計7名が、9月から10月にかけての5日間、インターンシップに参加しました。
株式会社阪急阪神エクスプレスは、国際物流のパイオニアとして半世紀以上にわたる海外事業展開により培ってきた実績とノウハウを活かしながら、国際航空及び海上貨物輸送、ロジスティクス、通関業、国内輸送など、様々な事業を取り扱っています。
インターンシップでは、総務人事部及び海外業務部ほかの皆様のご尽力により、大井ふ頭での現場見学や通関業務の体験GW等、様々な業務に触れる機会をご提供いただきました。参加した学生の声を以下に集めましたので、ご覧ください。
「国際物流の概要説明から普段は見ることのできない倉庫やふ頭の見学をさせていただいたことで、物流一つ一つに関わるスケールの大きさを体感することができました。インターンシップを通じて、阪急阪神エクスプレス様のことはもちろんのこと、国際物流業界やフォワーダーとして働く魅力を多く知ることができ、大変勉強になりました。また、コロナウイルス流行の収束が見込めない状況下で就職活動を進めていく中で、オンラインでのインターンシップが主流となっており、企業や実際の業務内容を詳しく知ることができなくなっていることを、身をもって感じていました。対面で就業体験という、貴重な機会を下さったことにも大変感謝をしています。今回のインターンシップを通して、将来この業界で働く上で必要となる能力の不足に気づくことができました。それらの学びを今後の就職活動に活かしていきたいと思います。(石岡 紗知さん)」
「今回のインターンシップを通しての学びは2つあります。1つ目は、多角的な視点の獲得です。海外業務部でのワークショップにおいて貨物の輸送プランを考えた際、貨物運賃だけを重要視していました。しかし、実際には輸送ルートの気候・届け先の情勢や法律も考慮しなければならず、多角的な視点の重要性を学ぶことが出来ました。2つ目は、阪急阪神エクスプレス様の社風の良さです。5日間のインターンシップの中で関わった社員さんたちは、自分達の仕事に誇りを持っており、人柄も素敵で、「将来、こんな社会人になりたい」と感じさせるものでした。
今回、入念にインターンシップを準備して頂きました阪急阪神エクスプレスの皆さま、大変お世話になりました。(長浜 吏紅さん)」
「阪急阪神エクスプレスのインターンシップでは、座学・座談会・グループワーク・現場見学を通じて、国際物流の「今」がどうなっているのか、実務の視点から学ぶことができたと感じております。特に座談会では、座学・グループワークで培った国際物流の知識をもとに社員の方々へ質疑応答をすることで、一歩踏み込んだ知識を学ぶことができました。今後はこれらの貴重な経験をもとに、残りの大学生活を通じて国際物流業務における体系的な知識の獲得へと繋げていきたいと考えております。(小林 優人さん)」
「私たちはオンラインで2日間、対面で3日間のプログラムで活動しました。特に印象に残ったことは、フォワーダー業務を理解して、グループワークで実際に業務体験をしたことです。お客様の荷物を一つのコンテナに混載することで、効率よくお届けできることがわかりました。個人的にも成長できた期間でした。最終発表では、とりまとめをするリーダーを務めました。お互いが初対面だったころに比べ、チーム力も結束したと思います。コロナ禍の状況下において充実したプログラムを用意くださった阪急阪神エクスプレス様に感謝申し上げます。今後は、プログラムで培ったグローバルな視点を持ち、チームの中で役割を果たす力に磨きをかけたいと思います。(藤田 寛之さん)」
「今回阪急阪神エクスプレス五日間インターンシップ通して、物流会社に対して当初感じていた「ただ物を運ぶ」という印象が変わりました。国際物流業界は国々の間に橋として重要な存在です。運送プランの制定、荷物運送、通関業務、倉庫管理などについて全面的な知識を学びました。また、今回のインターンシップで専門知識に加えて、社会人として必要な能力も色々勉強になりました。例えば、言語や異文化コミュニケーションなどに注目する必要があります。インターンシップご担当の皆様には大変お世話になりました。これからも、向上心を持ちながら、世界で活躍する人材に向かっています。(蒋 貝琳さん)」
「4日間の日程でしたが、阪急阪神エクスプレス様にてインターンシップの体験をできたことを非常に幸運に思っています。海外業務部の見積もり書作成や通関業務での関税を含めた計算などでは、座学後実際にグループワークにて業務を簡単に体験でき、内容に対する理解が深まりました。また実地研修では倉庫やコンテナヤードなど「現場」に足を運ぶ機会を用意してくださったことで、物流のダイナミックさを実感することができました。特に印象的であったのは、担当者の方々が「社員のあたたかさ」が阪急阪神エクスプレス様の強みだとおっしゃられていたことで、また私自身も4日間を通じて担当者様の親切さや優しさを実感したことです。今回の経験をさまざまな形で自分の将来に活かしていきたいと考えています。(三松 莉緒さん)」
「1年生である私が阪急阪神エクスプレスのインターンシップを通して得られた成果は、とても多岐に渡るものでした。国際業務とはどのような仕事かを学ぶことから、物流業界の知識、そして社会でのマナーなど、幅広く、かつ深く学習できました。その一方で、阪急阪神エクスプレスの担当の方からのアドバイス、他の中央大学の先輩方とのディスカッションは私にとって貴重な機会であり、今後の自分の大学生活や将来設計の大きな指針となったと感じます。海外で働く上で必要な力を身につけ、先輩方の後ろ姿を見ながら、今後の過ごし方をブラッシュアップさせ、様々なことに挑戦していこうと思います。(田中 信吾さん)」
インターンシップの成果を学部内において共有するための報告会を11月10日に開催し、阪急阪神エクスプレスより、総務人事部人事課の藤間元基様にご参加いただくことともに、同社東京本社ともオンラインでつなぎ、海外業務部長の西田淳様、総務人事部人事課長の小林智恵子様よりご講評をいただくなど、インターン中にご指導いただいた皆様にも温かくお見守りいただきました。
国際経営学部は、複数の企業との間に協力関係を構築し、国際性にあふれる学部独自のインターンシッププログラムを展開しています(担当教員:山田恭稔、国松麻季)。
株式会社イル・ヴリールのインターンシップについてはこちらをご参照ください。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/globalmanagement/news/2021/11/56962/
これからも国際経営学部は、教育と研究を通じてグローバルビジネスリーダーの育成に尽力してまいります。
対面とオンラインを併用したインターンシップ
海外駐在員の方々との懇談
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