国際経営学部

個人情報管理士資格取得のための特別プログラムを実施しました

2021年09月14日

 2021年9月4日(土)、国際経営学部生の希望者を対象に、多摩キャンパスFOREST GATEWAY CHUOにて、一般社団法人 日本個人情報管理協会の理事長・内山和久氏の協力の下、同協会の主催する個人情報管理士資格の取得のための特別プログラムと認証試験を実施しました。この認証試験は同年6月5日(土)も実施しており、今回で二度目の実施となります。
※国際経営学部教授の中村潤は同協会の理事を務めています。

 

 同協会は、個人情報保護委員会の認定を受けた認定個人情報保護団体で、個人情報保護法の基本理念の実現と普及を目指しています。また、主に中小事業者向けにJIS Q 15001規格を満たしたことを認証するJAPiCOマークを付与し、さらに、個人情報管理士の資格認定を行い、個人情報保護の仕組みに精通した人材を育成しています。
 IoTの普及やネット決済が今後も増加する見込みの一方で、企業においては、個人情報漏洩などによる問題発生が、昨今枚挙に暇がない大変憂慮すべき状況となっています。こうした中で、社会人になる前に、ITにおけるリスクマネジメントの意識向上や、ITにかかわる際の一定の個人情報保護に関する法律知識を獲得することは大変重要であると考えます。

 

 今回、特別プログラムを受講した全員が合格しましたが、中でも坂井結香さん(国際経営学部2年)が95.7%と極めて高い正解率であったことから「認定試験優秀者」として表彰されました。また、94.7%の正解率であった武藤沙耶さん(国際経営学部3年)と渡辺敦貴さん(国際経営学部3年)の2名も「敢闘賞」として表彰されています。

同協会によると、個人情報管理士資格の資格認定試験の正解率が95%以上の受講者は1~2%程度とのことです。

 

国際経営学部では、今後もビジネスとITの両面での実務的・実践的な知識・技術を育むことに努めてまいります。