国際経営学部
静岡大学・情報学部と中央大学・国際経営学部の両研究室が株式会社 ロベリア向けに協働プロジェクトを実施致しました。
2021年01月12日
国際経営学部 中村(潤)研究室は、静岡大学情報学部・永吉研究室と連携し、アパレル企業である株式会社ロべリアの吉田孝江代表取締役社長並びに経営陣に向けて、販売・マーケティング施策の提案・提言を行いました。このプロジェクトは、吉田社長の経営概況のご案内を皮切りに10月7日からキックオフを行い、途中、中間報告の前後でインタビューやデータの共有をさせて頂き、10週間かけて12月16日に無事最終報告を終えました。
同社の前身はダイエーグループの事業会社であり、イオンの資本参加を機に独立したアパレル専門の小売り事業大手であり、北海道から沖縄まで販売店を抱えLINE会員は52,000人、10万人以上のActive会員を抱えます。
ロベリア本社社屋前で
キックオフの場で中村教授の挨拶
吉田社長からの会社概要の説明
静岡大学・情報学部の永吉研究室と国際経営学部の中村(潤)研究室は、それぞれ15名・13名(計28名)が参加し、5つのテーマに分けて両研究室混合のチームを組成しました。両大学の学生たちはコロナ禍で対面ミーティングができなくても、オンライン会議システム(Zoom)やSlackをコミュニケーションプラットフォームとして活用することによって活発なディスカッションを実施し、販売・マーケティング施策を検討しました。
質疑応答する吉田社長と中大生
ロベリア本社入り口前にて
静岡大学 情報学部 永吉研究室の学生は、情報・情報技術を利活用したビジネスパフォーマンスの向上をテーマに研究や活動を実施しており、ロベリアへの提案の検討にも、これまでの研究・活動成果が活かされています。また、インド・ベトナムからの留学生2名が本協働プロジェクトに参加しました。中央大学からは、2年生の杉本大樹さん、内田歌音さん、今村心祐さん、愛川真理さん、井田千尋さん、井出遥菜さん、内藤有香さん、田邉 弾さん、伊藤優花さん、谷村将太郎さん、田島由唯さん、佐藤奈々さん、東祐太朗さんが参加しました。
最終報告では、吉田社長より、授業もある忙しい中でも色々な提案がされたことへの感謝のお言葉を頂き、提案の1つであるライブコマースに関しては早速社内での検討に入ることを表明頂きました。その他の提案についても学生ならではの自由な発想は同社社内にも刺激を与え、有意義なものであったと評価されています。研究室のメンバーは、他大学との連携プロジェクトは初めてのことでありながら、研究活動と業務提案の違いなど、さまざまな学びがあったと思います。
中央大学国際経営学部は、今後も他機関とも連携したプロジェクトも企画し、探求心を刺激しながら実践的な学びを展開していきます。
最終報告はオンラインとなりました
中間報告をファシリテートする永吉先生
最終報告の後に教室にて (記念撮影の瞬間だけマスク外していました)