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小中 美穂

プロフィール

学科学年 法律学科4年
出身地 神奈川県
出身高校 神奈川県立相模原中等教育学校
趣味・特技 読書、競技かるた、英会話
キーワード 短期留学、公務員
掲載年月日 2018年12月20日

中央大学法学部を選んだ理由を教えてください。

中学・高校の時に、裁判所や弁護士事務所への見学、模擬裁判を体験する機会があったことから法律について興味を持ち、大学でも法律を学びたいと考えるようになりました。中央大学法学部は法律を学ぶための長い伝統、実績があること、また実務家の先生の授業が多いことからも、より実践的な生きた法律を学ぶことができると感じたことから選びました。また、国際交流が盛んで海外への活動に対する支援も充実していることや、多くのプログラムが設置されていることに魅力を感じました。

法学部での学びについて。特に興味を持って受講した授業や、力を入れて学んだことについて教えてください。

2年次に参加した「行政インターンシップゼミ」です。当時は進路に悩んでいたことからも選択肢の一つであった公務員の仕事について具体的に知ることができるように参加しました。「行政インターンシップゼミ」では、実務家の先生方の実際の経験に基づいたワークショップを毎週行いましたが、新たな視点を知り、お互いに肯定して一つの考えにまとめていく過程は大変楽しかったです。また夏季休業中には実際に行政機関へのインターンシップを経験することができて大変貴重な経験になったと思っています。

留学、奨学金受給などについてどのような活動をしてどのような学びがありましたか。

短期留学の支援として、法学部の「やる気応援奨学金」を受給しました。 「やる気応援奨学金」は二年次に海外語学研修部門で頂き、オーストラリアのシドニーへ短期留学をしました。語学学校で英語を学ぶとともに、興味を持っていたオリンピックのレガシーについての調査を、当時のカヌー競技施設の職員の方のインタビューを自分自身で取り付けることで行いました。一から計画を立てて英語での交渉を行うことは困難もありましたが大変貴重な経験になったと思います。

また、これ以外に、学部長賞給付奨学金や入学時成績優秀者スカラシップをいただき将来の夢に向かって進む道を支えていただきました。

サークル等の課外活動について教えてください。

中央大学で紹介されていたボランティア活動に参加しました。中央大学ではボランティアセンターを通じて様々なボランティアを知ることができます。災害救援ボランティアや外国人おもてなしボランティアは今後の活動にも活かすことができる貴重な活動になったと思っています。また、3年次の夏に政策立案コンテストに参加しました。そこで、他大学の学生と交流をはかり、政策について議論を交わしたことで、将来の進路について考えることができたと思います。サークルは陸上競技のサークルに所属していました。サークル対抗の大会は本格的で、運営の立場にも携わることができ良かったと思っています。

いま現在もっとも関心を持って取り組んでいることは何ですか。

「やる気応援奨学金」を頂いたことで、語学をもっと勉強したいという気持ちが高まったことから、セブ島へ再度英語学習のため短期留学に行きました。今後も英語の学習を継続していきたいと思っています。また、ゼミの論文として「東日本大震災の津波訴訟と行政の責任」をテーマに取り組んでいます。4月からは公務員として働くこととなるので、今一度公務員としての在り方を深めていけたら良いと思っています。

卒業後の計画は何ですか。また、今後のキャリアプランとそれを含めた人生の夢やビジョンについて教えてください。

東京都庁に内定をいただいております。「やる気応援奨学金」を頂いた際にもテーマに設定していたオリンピックに関わることができたらと思っております。オリンピックに関しては、どの部署に配属となったとしても東京都全体として盛り上げていくイベントとなっていくと思うのでその一端を担うことができればと考えております。

中央大学の魅力とは何ですか。

中央大学は進路をすでに決めている人も、悩んでいる人にも様々な機会を通して多様な可能性を広げることができるのが魅力だと思います。そして何よりもやる気がある人に対して、多くのサポートをして頂けるのが中央大学です。また、自然豊かなキャンパスで勉学に集中するための施設も整っています。私自身も公務員試験の勉強の際に利用した炎の塔や設備も整っていて、将来に向けて安心して歩みを進めることができる環境が中央大学にはあると思います。

受験生へのメッセージをお願いします。

法律に興味があり進路が決まっている人にはそれに向けて、決まっていなくても、自分自身を考える多くの場が中央大学にはあると思うので、安心して中央大学へ、入学してほしいです。私自身も法律という分野に興味は持っていましたが、はっきりとした進路は考えていませんでした。しかしながら、中央大学でインターンシップや短期留学を通じて将来の進路を決めることができたと思っています。みなさんの将来は、限りない可能性に満ちています。少しでも興味を持つ部分があれば安心して、自分自身を成長させてくれる多様で有効な場が提供されている中央大学への入学をお待ちしております。

最後に一言。

中央大学では多くのサポートをしていただき、様々なことに挑戦することができました。大学4年間の学校生活での経験は、私の人生においてかけがえのない財産になったと思います。これらの経験を活かして働いていきたいと思います。