法学部

林 竜希

プロフィール

学科学年 法律学科3年
出身地 三重県
出身高校 三重県立伊勢高校
趣味・特技 料理、筋力トレーニング、ラップ、書道
キーワード 司法試験予備試験合格・炎の塔・法職講座
掲載年月日 2018年1月15日

中央大学法学部を選んだ理由を教えてください。

高校生の頃に弁護士が主人公のコメディドラマにはまったことから、弁護士という職業に興味を持ちました。中央大学法学部は、法曹教育において長い伝統と実績があります。弁護士を目指すのに最適な環境なのではないかと思い、中央大学法学部を選びました。結果、思いがけず3年生で司法試験予備試験にも合格でき、ここを選んで良かったです。

法学部での学びについて。特に興味を持って受講した授業や、力を入れて学んだことについて教えてください。

予備試験や司法試験の受験に向けては、民法特講や刑法特講など、実践的な内容をしっかりした先生方から教えてもらえる授業が有益だと感じました。また、正課外ですが、法職講座や研究室の入室試験も勉強のペースメーカーとして役立ちました。試験に向けての勉強が各科目を学ぶきっかけとなり、その後受講可能となる各種ゼミを受講することによって、さらに深く学ぶことが出来ます。こうした仕組みの中で学ぶことにより、効率よく、法的思考・法的知識を身につけることが出来ました。 法律以外の授業では、海部健三先生の「生命の科学」が面白かったです。生命科学に関する基礎的な知識、例えば、「目、鼻、口はなぜ前についているのか」についての解説など、日常の中で当たり前に思っているものごとについての生物学的な考察が大変興味深かったです。将来世界のいろいろな分野の人と一緒に働いてみたいので、総合教育の授業や語学など、法学とは直接的に関係がないことも役に立つと思っています。

留学、奨学金受給などについてどのような活動をしてどのような学びがありましたか。

これまでは予備試験受験に集中していて余裕がなかったのですが、4年生で司法試験に合格できたら、その後海外留学をしたいと考えています。将来企業法務に関わりたいので、語学力や海外経験が重要だと思うからです。長期滞在は難しいかもしれませんが、英語の力を磨き異なる文化に触れる経験をしておきたいです。

サークル等の課外活動について教えてください。

司法試験に向けた勉強を行う学研連(※)の中櫻会研究室に所属して、同じ目標をもった仲間と日々司法試験に向けた勉強をしています。そもそも大学入学時は弁護士になるという目標も漠然としていたのですが、研究室に入ったらすでに予備試験に合格している先輩がいて、刺激を受けて勉強を始めた経緯もありました。受験勉強は一人で頑張らないといけない部分もありますが、仲間と一緒に試験の分析をしたり対策を練ったり、お互い励まし合って成長することができる環境です。もちろん、勉強のみならず、スポーツ大会や、室員旅行などの行事もあり、非常に楽しい日々を送っています。 (※)法曹を目指す学生たちによって築き上げられてきた、学生主体で組織されている団体

いま現在もっとも関心を持って取り組んでいることは何ですか。

まずは、来年度司法試験に合格するために勉強を続けています。また、将来弁護士として働くための準備として、研究室のネットワークを通じて、企業法務系の法律事務所の事務所説明会やインターンに参加しています。

卒業後の計画は何ですか。また、今後のキャリアプランとそれを含めた人生の夢やビジョンについて教えてください。

私は、大学4年時に司法試験を受けます。無事に司法試験に受かったら、海外留学をしてから大学を卒業し、その後1年遅れで司法修習をする予定です。修習後は、企業法務を専門とする弁護士として、日本の企業が持つ力を最大限にサポートし、豊かな社会を作る手伝いをするのが私の夢です。またその仕事を通して世界のいろいろな人と一緒に働いてみたいです。

中央大学の魅力とは何ですか。

炎の塔があり、法曹を目指す者にとって大変恵まれた環境が用意されているということです。炎の塔はまさに勉強の城です。炎の塔に所属することで、定席が与えられ、好きなだけ勉強をすることが出来ます。また、司法試験に合格した人など、優秀な先輩方から指導してもらえたり、個人的に質問をしたりすることができます。周りに司法試験合格を目指す友人が多く、周りがどの程度勉強が進んでいるのかを確認することができるのも魅力です。このような環境は日本中ほかにないと思います。

受験生へのメッセージをお願いします。

私も司法試験受験生ですので、受験生の苦悩には共感することが出来ます。自分の思うようにいかず、苦しいことも多いかと思います。それでも、その苦しさから逃げず、しっかりと向き合って頑張れば、道は開かれます。 なお、予備試験受験の経験から言うと、「敵を知る」、つまり目指す試験の性質を分析することは合格に向けて役立ちました。実は私が予備試験に3年時に合格するとは、自分も周囲の人たちも思っていませんでした。それでも合格できることもあるので、とにかく、自分を信じて頑張ってください。

最後に一言。

大学生活はあっという間に過ぎ去ります。有意義な大学生活を送るためにも、早いうちにやりたいことを決めて、計画的に過ごしましょう!

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