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町澤 大雅

プロフィール

学科学年 政治学科3年
出身地 千葉県流山市
出身高校 柏市立柏高等学校
趣味・特技 走ること
キーワード スポーツ(陸上競技部/駅伝)
掲載年月日 2015年12月22日

中央大学法学部を選んだ理由を教えてください。

箱根駅伝で活躍することを大学生活の目的に置いていたので、中央大学の陸上部が箱根駅伝歴代最多出場、最多優勝の記録を持っていることが第一の理由でした。 また、高校時代から社会の動きに興味があり、ちょうど総理大臣が何度も変わり社会に政治に対する不信感が立ちこめる時代だったので、政治についてもっと知りたいと思い法学部政治学科を選びました。 高校時代から陸上と学業を両立していくことを常に心がけており、その点でも文武両道を実践出来る中央大学法学部は良いと思いました。

部活動について教えてください。

私は陸上競技部に所属し、長距離種目をしています。長距離ブロック、通称駅伝部ではトラックレースや駅伝で良い結果を出すために日夜練習に励んでいます。中央大学の陸上競技部は選手の自主性を重んじる気風があるので、まず自分でしっかり考えることが必要です。今年は調子の良かったレースもありますが、まだ勝ち切れていないので、これからより一層努力し、まずは箱根で良い結果を報告できればいいと思います。

法学部での学びについて。特に興味を持って受講した授業や、力を入れて学んだことについて教えてください。

以前からマスコミなどの在り方について考えたいという思いがあったので、ジャーナリズム論や特別講座の「現代社会と新聞」、広報・広告論などを、興味を持って受講しました。授業で面白く学ぶには先に自分の中で興味を持っていることが大事です。興味のないことに取り組んでもモチベーションは保てません。 たとえば特別講座「現代社会と新聞」の場合、ネット上で新聞がメディアとして叩かれていたので、新聞の何がいけないのか、良いところはどこなのかと疑問を持って受講しました。授業では新聞社で実務に携わっていた講師から現場について聞くことができ、新聞についての見方が少し変わりました。私は理論や歴史よりも今起きていることに興味があるので、現場を知っている実務家の先生が担当する授業はとても面白いです。3年生の専門演習も、判例から会社法を勉強するゼミで今まさに議論されている会社法改正について勉強しています。判例研究にも実務的な側面があるので、興味を持って積極的に学べています。

いま現在もっとも関心を持って取り組んでいることは何ですか。

今は箱根駅伝のために集中して調整を続けています。体調管理はもちろんのこと、練習の質を上げながら、ピークをレース当日に持ってこられるように、微妙なラインで調整しています。自分だけだとつい練習をやり過ぎてしまうので、コーチと相談しながら進めています。 学業面では、これから社会に出るうえで、一般企業で使われる商法や企業法、会社法が重要だと思い、それらにも積極的に取り組んでいます。 陸上競技と勉強は自分の中で別々の軸なので、2つがごちゃごちゃにならないように気をつけています。

卒業後の計画は何ですか。また、今後のキャリアプランとそれを含めた人生の夢やビジョンについて教えてください。

卒業後は実業団で、ニューイヤー駅伝やオリンピックを視野に入れて陸上を続けていく予定です。オリンピックは正直まだテレビの中の出来事のように感じていますが、そこに行くまでの日本選手権などのステップは少しずつ具体的に見えてきています。一つずつのゴールが次のスタートだと思うので、努力を続けてずっと活躍出来る選手であり続けたいです。また、競技を終えた後はその会社に残り、現在学んでいる法律や政治の知識を生かして、会社での自分の立場を切り拓いていくつもりです。

中央大学の魅力とは何ですか。

中央大学には学生生活を過ごしていく上で必要なものが多くそろっていると思います。広大なキャンパスには様々な学部の教授や学生がおり、その学部のことだけではなく様々なことを学ぶことができます。教授も様々な実績を残している人が多くいます。スポーツをしながらでも「文武両道」で学びたいことを学ぶ環境や機会があることが魅力です。

受験生へのメッセージをお願いします。

中央大学には社会人になるための様々な学びがあります。いろいろな学びのかけらが目の前にあるとき、それを取るか取らないかは自分の自由ですが、興味のあることを追求出来るのは学生のあいだだけです。それはスポーツの学生でも一般の学生でも同じです。それらを自分で取捨選択をして将来に生かすことができるなら、中央大学は必ず夢を実現させる助けとなると思います。

最後に一言。

私は今まで駅伝の公式レースで、チームで優勝を味わったことがありません。個人では区間賞をとったこともあり、トラックでは優勝したこともありますが、チームみんなで勝利を味わったことがありませんでした。そしてそのたびに優勝に喜ぶ他のチームを横目に悔しい思いをしていました。だからこそ大学駅伝の優勝を誰よりも願い、そのために必死に練習しています。その努力が結果に出ると信じてこれからも頑張っていきます。