法学部

中央大学出版部から『政策学講義 第3版』が刊行されました

2024年05月07日

このたび、中央大学出版部から『政策学講義 第3版』が刊行されました。

【著者メッセージ】

 本書は限定された合理性の中で成立する公共政策を対象とした政策学の教科書です。公共政策を把握するための枠組みと具体的な公共政策の実態を理解することを通じて制度設計の能力を向上させることを目標とし、政府の存在理由、公共政策の制度条件、公共政策の合理性、公共空間のあり方を考えます。分析枠組みを適用し、事例として産業政策、公共事業、環境保全政策、医療政策、公的介護保険、貧困、社会教育、家族政策など具体的な公共政策の実態を分析します。

【本書の目次】
はしがき
第1章 公共政策の制度設計
第2章 福祉国家の形成と再編
第3章 福祉国家の存在構造
第4章 公共財 
第5章 地方公共財
第6章 外部性
第7章 政策の手段
第8章 政策の評価
第9章 政策過程のミクロ理論
第10章 政策過程の行為者
第11章 政策過程のマクロ体制
第12章 公共空間のガバナンス
第13章 産業政策
第14章 公益事業と公共事業
第15章 環境保全政策
第16章 廃棄物処理政策
第17章 医療政策
第18章 公的介護保険
第19章 貧 困
第20章 NPOとNGO
第21章 ソーシャル・キャピタル
第22章 社会教育
第23章 家族政策
第24章 人口減少社会のゆくえ
第25章 論文作成法