国際経営学部
株式会社イル・ヴリールのインターンシップに国際経営学部2年生3名が参加しました
2021年11月01日
国際経営学部の授業科目インターンシップAにおいて、顧雨菲さん、陳雨瑄さん、佐藤七海さんの2年生3名が、8月から1か月間、株式会社イル・ヴリールのインターンシップに参加しました。
株式会社イル・ヴリール(本社:東京都新宿区、社長:加藤 和則)は、化粧品の製造及び販売、健康食品の販売、海外への健康食品及び化粧品の輸出、インターネット等を利用した情報提供サービス及び通信販売業等を取り扱う企業です。2011年にカンボジア現地法人を設立し、2019年度には、JICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業「普及・実証・ビジネス化事業」に採択され、CGS(カンボジアゴールデンシルク)を活用した化粧品の開発を行い、世界へ向けて発信し、ブランディングを行っています。
インターンシップでは、SNSマーケティングを通じた中国市場開拓のサポートや企業の海外輸出事業を担当させていただきました。参加した学生の声を以下に集めましたので、ご覧ください。
「私は化粧品の製造及び販売、健康食品や化粧品の海外輸出を主要な事業とする化粧品メーカーイル・ヴリールでの1ヶ月間の実習を経験しました。イル・ヴリール社では、SNSマーケティングを通じた中国市場開拓のサポートや企業の海外輸出事業を担当する機会を得ました。特に、企画案の作成において、中国における化粧品市場の現状や将来性、消費者のニーズ、商品の特徴など様々な要素を同時に分析して最適な企画を導く作業で、「商品を販売する」ということの難しさや複雑さを実感しました。個々で企画を熟考し、チームで持ち寄って他者の意見を聞き、話し合うという全ての過程において、新たな発見があり、自分に不足している部分を明確にすることができました。このインターンシップを通して、国際経営学部で学んだ知識を企画、広報、営業マネジメントという3つの場面で実践することができました。自分の将来において必要とされるであろう企画力・マーケティング戦略力・コミュニケーション力などの能力を向上させる機会であり、非常に貴重な経験ができたと感じています。(顧 雨菲さん)」
「インターンシップに参加するのは初めてでしたが、私にとってはとても新鮮で刺激的な体験でした。1ヶ月間のインターンシップはあっという間に終わってしまいましたが、そこから学んだことはたくさんあります。仕事の基本的なスキルを学んだだけでなく、企業側の経営戦力を知ることができました。さらに、自分のせっかちな所を落ち着かせ、自分の能力を再確認し、自分が将来本当に望んでいることを明確にすることができました。インターンシップに参加する前は自分にはどんな仕事やポジションが向いているのかという不安もありましたが、その迷いが徐々に消えていき、ようやく自分の心の輪郭が見えてきました。実際、人生の最初の一歩を踏み出すことの重要性は自明のことであり、それが自分の将来の道を決めることになります。これらは、大学では学べない貴重なものであり、今後の人生に活かされるものと私は思っています。(陳 雨瑄さん)」
「Instagramでの広報を経験させて頂きました。私が考えた投稿内容を加藤社長に伝えると「まずはやってみよう」と仰っていただけたのが記憶に残っています。しかし、商品や会社の事を知ってから投稿をするとなると、イル・ヴリールについて、カンボジアのInstagramの特徴について、知らないことが多かったため、すぐに投稿を行うことが難しかったです。私が考えた投稿内容は、カンボジアはクメール語が主流ということで、現地の従業員の方に投稿内容を翻訳していただきました。1か月という期間で数多くの投稿をすることはできませんでしたが、1回1回の投稿でインプレッション数が異なったため、そこに広報の面白さと難しさがあるのだと思いました。まだまだ改善点は多くありますが、この度の経験を発展させられるように学んでいきたいです。(佐藤 七海さん)」
これからも国際経営学部は、教育と研究を通じてグローバルビジネスリーダーの育成に尽力してまいります。