国際経営学部

国際経営学部教授の野間口隆郎が、第4回日本企業再生研究部会研究会において、「トヨタのチーフエンジニア制度から日本的なダイナミック・ケイパビリティを考える」というテーマで報告を行いました

2021年07月22日

7月15日(木)、国際経営学部教授の野間口隆郎が、第4回日本企業再生研究部会研究会において、「トヨタのチーフエンジニア制度から日本的なダイナミック・ケイパビリティを考える」というテーマで報告を行いました。

本報告では、ミドルアップアンドダウン(経営者と一般社員の中間に位置するミドルが主体的に動くこと)という経営行動に着目し、1990年代以降の現在では、日本企業の中でミドルアップアンドダウンが失われたことがイノベーションに繋がるダイナミック・ケイパビリティ(企業変革力)の低調を招いたという問題意識のもと、ミドルアップダウンの事例であるトヨタのチーフエンジニア制度から日本的なダイナミック・ケイパビリティを分析し報告を行いました。

国際経営学部では、社会の多様な経営課題を解決するために、学外の活動においても積極的に参画しています。
今後も、種々の課題を研究・分析し、社会の要請に応える情報を発信することによって、国際社会に貢献してまいります。