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2021年02月12日

国際経営学部の専門演習I(担当教員:本学部教授 山田恭稔)において、フィールド実態調査を含むグループ研究を行ないました

女性支援班による認定NPO法人あっとほーむへの聞き取りの様子

国際経営学部の専門演習I(担当教員:本学部教授 山田恭稔)では、ゼミ・テーマ「アジアの地域社会と持続的発展」の下、15名のゼミ生が4班に分かれ(下述)、日本の地域社会が抱える課題について、フィールドでの実態調査を含むグループ研究を行ないました。昨年9月末から今年2月始めまでの約4ヶ月間に、同研究では、研究計画書の作成を含む企画・計画、先行研究レビューや質問票作成を含む準備、フィールドでの実態調査の実施、調査結果の分析、研究結果の取りまとめが行なわれました。

 

女性社会進出における育休の役割をテーマとした女性支援班、鎌倉を例にオーバーツーリズムに焦点を当てた観光班、里親制度の現状を掘り下げたSocial Care班、横浜を例にプレイス・ブランディングに焦点を当てた地方創生班の4班は、それぞれが作成した研究計画書に基づき、調査対象へのインタビューを依頼し、予め準備した質問票を用いた聞き取り調査を行ないました。昨年12月半ばから今年1月半ばの間に、各班が聞き取りを行なった対象先は合計10ヵ所に及びました。下記の聞き取り対象先には、ご多用の中、ご快諾ならびにご協力をいただきました。厚くお礼を申し上げます。

 

・女性支援班:株式会社wiwiw、認定NPO法人 あっとほーむ、NPO法人 放課後NPO アフタースクール

・観光班:鎌倉市役所、鎌倉市観光協会、江ノ島電鉄株式会社

・Social Care班:NPO法人乳幼児家庭教育の会、NPO法人キーアセット

・地方創生班:一般社団法人横浜みなとみらい21、アートナビゲーター金子真紀氏

 

なお、コロナ禍の影響のため、聞き取り調査のほとんどはリモート形式で実施せざるを得ませんでした。しかし、そのような状況下にも関わらず、江ノ島電鉄株式会社ならびに一般社団法人横浜みなとみらい21には、面談形式でのインタビューに快く応じていただきました。この旨は特筆させていただくと共に、感謝の意を深く表します。さらに、これら2組織にインタビューを行なったゼミ生にとっては、関連資料の収集あるいは現場での踏査といった、フィールド調査の現場で派生し得る貴重な経験を積む機会にもなりました。

 

今回のグループ研究を通して、ゼミ生たちは、班内で議論を重ね、ゼミ内で切磋琢磨し合う研究活動のあり方を体験し、研究過程での様々な重要な事柄を身を持って認識しました。それらには、「研究計画書の重要性とその作成の難しさ」、「インタビューの約束を実際に取りつけることの難しさ」、「回答してもらい易い質問票の作成と質問の仕方」、「現場で直接携わっている人々の言葉の重みとそのような人々から話を聞くことの大切さ」、「論文執筆の難しさと執筆のペース配分の重要性」などがありました。そして、経験を通したこれらの学びは、3年次でのゼミ研究にも活かされることが期待されています。