国際経営学部
公益財団法人 日本財団から特別講演者をお招きし、講義を行いました
2020年10月19日
講義テーマ「日本財団での仕事」。講義はミャンマーで建設した小学校の児童たちの笑顔と共に始まった
10月15日、NGO/NPO論の授業で、公益財団法人日本財団のシニア・プロジェクト・コーディネター 大谷はんな氏に「日本財団の活動」について、ご担当されているカンボジアとミャンマーの事例を中心に講演いただきました。(担当:山田恭稔教授)
日本財団は、全ての人々が互いに支え合う社会を目指すソーシャル・イノベーションの中心となることを目標とし、海洋や船舶に関するプロジェクト、国内での福祉、教育、文化に関するプロジェクト、国外での人道的支援や組織強化に関するプロジェクトなどを通して、非常に多岐にわたる支援活動を行なっている公益財団法人です。カンボジアとミャンマーの事例では、社会が抱える課題に対し、地道でありながらも草の根の人々にも確実にインパクトをもたらす活動、そして、そのインパクトがさらに波及する工夫、ならびに、そのインパクトが持続する仕組みづくりについてご講義いただきました。
大谷氏は双方向性を重視しつつご講義を進めてくださり、学生たちにとっては、NGO/NPOに拠るきめ細かな国際協力のアプローチについて学ぶとても有意義な機会となりました。
参加した学生からは、NGO/NPOで実際に活躍している方から直接お話をうかがい、普段知り得ないリアルな活動現場の様子を知ることができ、とても刺激になった、など大変に好評でした。
日本財団の活動目的について
ハンセン病の差別撤廃に取り組む日本財団について語る大谷講師
ミャンマーでの学校建設支援を通したコミュニティ開発プロジェクトについて
講義には課題について考えるグループワークも取り入れられ、双方向のコミュニケーションが重視された
グループワークで上記の課題に取り組む会場の学生たち (オンライン参加の学生も各自課題に取り組んだ)