学部・大学院・専門職大学院
教職課程の履修について
教職課程における教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
<カリキュラムの基本構成>
養成する教員像(教員養成の目標)に掲げる知識・能力・態度等を修得できるよう、以下の点を踏まえて教育課程を編成します。
- 教科及び教科の指導法に関する科目:各教科の指導を行うにあたり必要となる教科専門 の知識および教科指導に必要な理論・能力を修得することを修得することを目的とします。
- 教職基幹科目:教育職員免許法上、「教育の基礎的理解に関する科目」について、「教職基幹科目」として開設します。同免許法に定める科目区分に基づく「教育の基礎的理解に関する科目」「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」「教育実践に関する科目」に加え、「大学が独自に設定する科目」を置き、免許種・教科に関わらず教員として身に付けておくべき知識・能力・態度を修得することを目的とします。
このほか、教育職員免許法施行基礎記第66条の6に定める科目については、「日本国憲法」「体育」「外国語コミュニケーション」「数理、データ活用及び人工知能に関する科目又は情報機器の操作」の各区分についてそれぞれ科目を開設します。
<カリキュラムの体系性>
教科及び教科の指導法に関する科目、教職基幹科目ともに、基礎・基本を学ぶ科目からより専門的・実践的な内容を扱う科目へと学修を進められるよう科目を配置しています。
1年次: 文系学部は1年次秋学期から、理工学部は1年次春学期から教職課程の履修が可能です。教科に関する科目、教職基幹科目ともに今後の学修を進めていく上での基礎・基盤となる内容を扱う科目を配置しています。
2~3年次: 1年次で学修した内容をふまえ、専門的・実践的な内容を扱う科目を配置し、4年次に行う教育実習に向け、教科指導や生徒指導等、教員に求められる知識・能力・態度を涵養できるような科目構成としています。
また、中学校教諭免許の取得に必要な介護等体験については2年次から、教育実習の参加前年度に行う教育実習事前オリエンテーションについては3年次からそれぞれ開始となります。
4年次:教職課程の総仕上げとなる「教育実習」「教職実践演習」を配置しています。
<大学院>
専修免許に求められる高度な専門性を身に付けることを目的とした科目を博士前期課程に開設します。