教職課程(文系/理系)
本学の教員養成について
養成する教員像(教員養成の目標)
本学は、「實地應用ノ素ヲ養フ」の建学の精神および各学部・研究科が掲げる学位授与方針に基づき、教員としての高度な専門性と幅広い教養、豊かな人間性、社会的な要請の変化に対応できる実地応用力を有し、教育現場で活躍することのできる教員を養成します。
具体的には、以下のような知識・能力・態度を有する教員を養成することを目標とします。
○教員としての使命感、倫理観
- 教育に対する熱意を有するとともに、教育職員としての自覚に基づき、使命感・倫理観を持って行動することができる。
- 教員としての使命感に基づき、主体的・継続的に自己研鑽を重ねることができる。
○学習指導力
- 教科指導に必要な知識および生徒の関心を引き出し主体的な学びを実現する指導法を身に付けており、実践することができる。
- 学習指導の基盤となる、生徒の発達・心理に関する知識、特別な支援が必要な生徒についての知識を有し、実践することができる。
- 学習指導に必要な知識や指導法の向上に向け、主体的に学び続けることができる。
○生徒指導力
- 特別活動、キャリア教育・進路指導等の場面において生徒指導を行うための基盤となる知識を有し、実践することができる。
- 生徒やその背景の多様性について理解し、コミュニケーションを図りながら指導を行うことができる。
○課題解決力
- 課題解決に向け、学士課程および教職課程における学修を通じて身につけた知識を用いることができる。
- 他の教員、保護者、地域、学外機関等と連携し、コミュニケーションを図りながら課題解決に取り組むことができる。
○ICT活用能力
- 教育活動や校務に必要なICT活用能力を身につけており、効果的に活用することができる。
教職課程を運営する組織(2022年4月~)
委員会名 | 人数 | 構成 | 任期 |
---|---|---|---|
教育職員養成に関する運営委員会 | 26人 | 1号委員:学部長(8人) 2号委員:教職課程を有する研究科委員長互選(1人) 3号委員:教職課程を有する学部選出(12人) 4号委員:教育学・心理学専攻選出(5人) 5号委員:委員長の指名する者(若干名) |
2年 |
教職カリキュラム委員会 | 9人 | ○各学部の運営委員会3号委員のうち1人(6人) ○教育学・心理学専攻互選(3人) ○委員長の指名する者(若干名) |
2年 |
教育実習委員会 | 10人 | ○各学部の運営委員会3号委員のうち1人(6人) ○教育学・心理学専攻互選(3人) ○教職事務室長(1人) ○委員長の指名する者(若干名) |
2年 |
教職科目等履修生選考委員会 | 9人 | ○理工・文学部以外の学部の運営委員会3号委員の うち1人(4人) ○理工学部選出(3人) ○文学部選出(2人) ○委員長の指名する者(若干名) |
1年 |
自己点検・評価
中央大学教職課程における内部質保証の方針
1.基本的な考え方
本学教職課程における内部質保証は、全学で取り組む自己点検・評価を基盤とし、教育職員養成に関する運営委員会の責任の下、教職課程を開設する各学部との連携により恒常的・継続的に質的水準の向上とその質の保証に取り組みます。
2.組織体制
教職課程における内部質保証の推進に責任を負う組織は、「教育職員養成に関する運営委員会」とします。内部質保証の推進に向けた具体的な活動については、教育職員養成に関する運営委員会の下に設置する教職カリキュラム委員会が中心となって行い、結果について教育職員養成に関する運営委員会に報告することとします。
また、教職カリキュラム委員会は教職課程組織評価委員会の任務も兼ねることで、全学の内部質保証システムと連携し、教職課程の質的水準の向上とその質の保証に取り組みます。
3.手続き
①教職課程の自己点検・評価活動は、全学の自己点検・評価活動の一環として毎年度実施し、結果を公表します。具体的には、本学が定める重点自己点検・評価を行う年度においては、自己点検・評価項目に基づき教職課程の活動全般について多面的な評価を実施し、ます。その他の年度においては、当該年度に改善・向上に特に注力する課題を設定し、その結果および進捗について評価を行います。点検・評価結果については、大学全体としてとりまとめる自己点検・評価報告書の一部をなす形で公表を行います。
なお、重点自己点検・評価を行う際の具体的な自己点検・評価項目については、全学で定める項目を基盤としつつ、「教職課程の自己点検・評価及び全学的に教職課程を実施する組織に関するガイドライン」(令和3年5月7日教職課程の質保証のためのガイドライン検討会議)の内容を踏まえ、教育職員養成に関する運営委員会において決定するものとします。
②教職課程の自己点検・評価活動は、教職カリキュラム委員会(教職課程組織評価委員会)において実施し、結果および結果に基づく質的向上に向けた方策の方向性について教育職員養成に関する運営委員会および大学評価推進委員会に対して報告を行います。
③教育職員養成に関する運営委員会においては、自己点検・評価結果および質的向上に向けた方策の方向性について検討し、必要な取組みが円滑かつ着実に実施されるよう、全学的な調整を行います。
自己点検・評価結果
- 2023年度自己点検・評価結果(教職課程組織評価委員会)(811KB)
- 2022年度自己点検・評価結果(教職課程組織評価委員会)(752KB)
- 2021年度自己点検・評価結果(教職課程組織評価委員会)(123KB)
- 2020年度自己点検・評価結果(教職課程組織評価委員会)(194KB)
※2019年度以前の自己点検・評価結果は、全学の自己点検・評価報告書のページ からご覧いただけます。