国際情報学部

明るい選挙推進協会の情報誌『Voters』に国際情報学部教授 岡嶋裕史の寄稿文が掲載されました

国際情報学部教授 岡嶋裕史の専門分野は情報ネットワーク・情報セキュリティです。
著書に、『思考からの逃走』『プログラミング/システム』『情報I 基本用語256+ExtraMission16』『Web3とは何か』『ブロックチェーン』等があります。

このたび岡嶋裕史の寄稿文が明るい選挙推進協会の情報誌『Voters』89号(2025年12月発行)の特集「SNSとのつき合い方」に掲載されましたのでご案内いたします。

SNSは「壁」をつくり、「橋」をかける

SNSは誰もが簡単に情報を発信・受け取ることができる便利なツールである一方、偽情報や誹謗中傷といった深刻な問題にもつながっており、SNSが私たちの社会に与える影響は日々増しています。
寄稿文の中で岡嶋は、SNSではアルゴリズムによって興味・関心のある情報ばかりが表示される「フィルターバブル」や、SNSサービス間の特性の違いにより、偏った情報に触れやすい状況が生まれていると指摘しています。こうした構造的な問題は、利用者一人一人のリテラシー向上だけで対応することは難しいが、自分のタイムラインで目にしている情報が世界のすべてではないと自覚することが重要だと述べています。