国際情報学部

学部概要

国際情報学部について

まだ確立されていない、新しい分野を専門とする学部

ICT技術の進展は、私たちの暮らしを豊かにする一方、時に思いもよらない課題も突き付けてきます。国際情報学部は、サイバー空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society5.0)における課題解決のために、文系的思考、理系的思考の枠を超え、それぞれの専門性を融合する学びにより、社会に受容される情報サービスや情報政策を実現できる人材を養成します。

学部の理念に「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」を掲げ、来るべき新たな社会において不可欠な知識やスキルを養うカリキュラムを設置しています。新たな社会が抱える課題解決には、情報技術によるアプローチと情報をとりまく法律・ルールによるアプローチの両方があるからです。
また、これら2つの専門性に加え、国際舞台での活躍に必要な英語力、倫理学や宗教学に裏打ちされた異文化理解の素養を「グローバル教養」と位置づけ、カリキュラムとして補っています。
学生に対する教員の数が多い(入学定員150名:専任教員21名)ため、相互のコミュニケーションが豊富な学び場です。都心キャンパスの利点を活かし、社会の第一線で活躍する実務家教員を多数招聘し、最前線の知識を得るための刺激的な学習環境を提供します。

国際情報学部を表現することば“iTL”

国際情報学部は『情報の仕組み』と『情報の法学』を融合した学部です。この「情報」と「法」の融合学部は日本において稀有な存在であり、そのような学部を表現するために“iTL”ということばを生み出しました。

“iTL” stands for “Information Technology & Law”

まさしく『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合を指す言葉です。情報技術の発展が生み出す大きな波そのものは、しばしばルールや倫理観を持たないもの。これを適切にコントロールし、社会に落とし込む人材となるために、「情報」と「法律」を学んでいただきます。

“iTL” stands for “Ichigaya Tamachi Link”

市ヶ谷田町キャンパスは単なるキャンパスではなく、産・官・学をLinkさせる、産官学の拠点となる、そして、iTLに結集した英知が情報社会を革新させるハブとなる、そのような思いを込めています。

“i” stands for “identity”, “idea”, “integration” and “innovation”

「独自性の強いこの学部で、学生・教員が生み出した新たな発想を統合し、革新を起こしていく」学部であり続けることへの期待を込めています。

教育研究上の目的(中央大学学則 第3条の2)

情報及び情報に関連する法律・規範に関する理論と社会における諸現象にかかる教育研究を行う。専門分野における高度な知識を有し、複雑さを極めてグローバルな性格を有する情報の諸問題に対する解決策を立案し、提案し、かつ実現することで公正な社会を構築しうる人材を養成し、社会に貢献する。

開設 2019年(平成31年)
設置学科 国際情報学科
キャンパス 市ヶ谷田町キャンパス(新宿区)
学生数 学部在籍学生数」ページをご覧ください。