学部・大学院・専門職大学院
三つの方針
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
【国際情報学部において養成する人材像】
中央大学の建学の精神である「實地應用ノ素ヲ養フ」という教育理念に基づき、「実学重視」教育の立場から、国際社会が抱える情報の諸課題を多角的に分析・解明した上で、その問題の解決策を論理的に構築し、国際社会に受容される情報サービス・政策を実現できる人材を養成します
【国際情報学部を卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度】
国際情報学部では、所定の教育課程を修め、以下のような知識・能力・態度等を身につけた人材に対し、学士(国際情報)の学位を授与します。これにより、国際的に通用する情報と法の知見を融合させてイノベーションを起こし、新たな情報サービス・政策を情報のグローバル社会に展開できる能力を修得します。
○情報技術(「情報の仕組み」)の知識と考え方を国際的に通用する水準で備えている
○法律学体系に基づく情報に関する法律(「情報の法学」)の知識と考え方を国際的に通用する水準で備えている
○国際舞台で意見を発信し他者を説得するための、言語運用能力と国際的価値観の知識と考え方を国際的に通用する水準で備えている
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
【国際情報学部において展開するカリキュラムの基本方針・構成】
国際情報学部では、学位授与の方針に掲げる知識・能力・態度等を修得できるよう、以下の点を踏まえて教育課程を編成します。
本学部の教育課程は「専門科目群」「演習科目群」「グローバル・教養科目群」で構成しています。
専門科目群:情報社会に内在する諸課題を解明し、課題に対する解決策を提言できる知見を養うことを目的として、「情報の仕組み」と「情報の法学」それぞれの理論を学修します。そのため、1年次、2年次に必修科目を重点的に配置し、3年次以降は、1・2年次の学修を踏まえて学生が自らの卒業後の進路に沿った学習計画や科目選択ができるよう、発展的な選択科目を多く設置しています。
演習科目群:各研究テーマに沿った演習を通した深い学びを実現します。
グローバル・教養科目群:グローバルな情報社会において活躍をするための言語運用能力と国際的価値観を身に付けます。
【カリキュラムの体系性】
国際情報学部では、授業科目を体系的に配置し、学生が段階を踏んで学修を進める環境を整えることで、学修成果の向上を図っていきます。
1年次:「情報基盤科目」「情報法科目」「グローバル・教養科目」の必修科目を中心に学ぶことで、それぞれの専門領域における基礎的な理論を早期に徹底して学修します。また、「基礎演習」でアカデミックリテラシーとしての論理的思考力及び表現力を養います。
2年次:「情報基盤科目」「情報法科目」「グローバル・教養科目」に加え、「関連科目」の学びを通じて専門性を高めていきます。
3・4年次:「情報発展科目」「情報実践科目」の多彩な専門科目の学びを通じて得た理論のもと、「国際情報演習」「特定課題研究」「卒業研究」等で、情報社会が直面する諸課題に対する解決策を提示し、社会に実装することができる能力を身につけます。
入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)
【国際情報学部の求める人材】
本学部が掲げる「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」の理念に共感し、かつ一定の高い基礎学力を持つ知的好奇心が旺盛で行動力のある以下の人材を求めます。
○グローバルな情報社会に強い関心を持ち、様々な分野の人々と協働しながらより良い社会を実現したいと考える人材
○ICTを活用したシステムやサービスを提供し、社会の発展に貢献したいと考える人材
○今日の国際問題・社会問題を解決するために、新たな仕組みやルールを構築したいと考える人材
○自分とは異なる意見にも真摯に耳を傾け、また説得してまとめ上げ、一つの目標に向かって全員で努力することを厭わない人材
○夢と思われていた近未来の世界を、自分の力で実現したいと願う人材
【入学前に修得しておくことが望まれる学修内容・学力水準等】
論理的思考力、読解力及び表現力、グローバルな社会において必要な英語力、現代社会の歴史や背景への理解、社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響への理解、これらについて幅広く学んでいることが望まれます。
入学者選抜ごとには、以下のように評価項目を設定しています。
◎特に重視する ○重視する
入学者選抜 | 選抜方法 | 評価項目 | 選抜方針 | ||
---|---|---|---|---|---|
知識 技能 |
思考力 判断力 表現力 |
主体性 協働性 |
|||
学部別選抜(一般方式) | 筆記試験 | ◎ | ○ | 本学独自の筆記試験により「知識・技能」・「思考力・判断力・表現力」を評価します。 | |
学部別選抜(英語外部試験利用方式) | 筆記試験 | ◎ | ○ | 本学独自の筆記試験と英語外部検定試験により「知識・技能」・「思考力・判断力・表現力」を評価します。 | |
英語資格・検定試験 | ◎ | ||||
学部別選抜(大学入学共通テスト併用方式) | 筆記試験 | ◎ | ○ | 本学独自の筆記試験と大学入学共通テストにより「知識・技能」・「思考力・判断力・表現力」を評価します。 | |
大学入学共通テスト | ◎ | ○ | |||
大学入学共通テスト利用選抜(単独方式)(前期選考4教科型・3教科型) | 大学入学共通テスト | ◎ | ○ | 大学入学共通テストにより「知識・技能」・「思考力・判断力・表現力」を評価します。 | |
大学入学共通テスト利用選抜(単独方式)(後期選考) | 大学入学共通テスト | ◎ | ○ | 大学入学共通テストにより「知識・技能」・「思考力・判断力・表現力」を評価します。 | |
附属の高等学校推薦入学試験 | 書類審査 | ○ | ○ | ○ | 各選抜により全ての要素を総合的に評価します。とりわけ、面接試験では主体性と本学部の理念への理解・共感を評価します。 |
面接試験 | ○ | ◎ | |||
指定校推薦入学試験 | 書類審査 | ○ | ○ | ○ | 各選抜方法により全ての要素を総合的に評価します。とりわけ、筆記試験(小論文)では現代社会への関心を、面接試験では主体性と本学部の理念への理解・共感を評価します。 |
筆記試験(小論文) | ○ | ◎ | |||
面接試験 | ○ | ◎ |