国際情報学部

11月9日新潮社『Foresight』に国際情報学部教授 須藤修へのインタビュー記事及び動画が公開されました

国際情報学部教授 須藤修の専門分野は社会情報学、医療情報学、応用経済学です。
須藤はこれまでに内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」の議長やMember of AI expert Group at the OECD(AIGO)等を歴任しており、情報技術の発展に伴う国内外の社会変革に向けた施策立案等に取り組んできました。
また、本学においては、2021年4月に設立された「ELSIセンター」の所長に就任しています。

 

11月9日の『Foresight』に須藤へのインタビュー記事及び動画(第4弾・最終回)が公開されました。
AIのルール作りは誰がイニシアチブを取るのか|須藤修・中央大学ELSIセンター所長(4)

生成AIのルール作りについて日本はG7広島サミットで「広島AIプロセス」を提案しており、また、10月1日に京都市で開かれた「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」で岸田首相は生成AIに関しては「日本が主導して国際ルール作りを進めている」と語りました。AIが人間よりも優れた判断を下す場面がしばしば見受けられるようになり、世界的なAIの第一人者も、AIの影響による人間の絶滅リスクを指摘しています。

インタビュー内で須藤は、ルール作りはマルチステークホルダー(政府、企業、消費者、専門家などが協力して1つの課題に取り組むこと)で進めていくべきだと述べています。また、技術監査に関しても日本の技術は日本国内で監査を行い、そのデータを世界に提出するべきだと指摘しています。一時的に評価の方法が日本と海外でズレがある可能性もあるものの、相談し歩み寄っていくことが可能だろうとしています。

この他、軍事面でのAI利用になどについても語っています。

本記事及びインタビュー動画は、こちらからご覧ください。
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